新型コロナの陽性者にすらなれなくて①(発症から一日目まで)

発熱、喉の痛み。しかし検査しようにも発熱外来はどこも繋がらず。結局手持ちの検査キットで陽性だったけど行政から何のサポートも得られなかったよ、って話。

0日目
夜、明らかに喉がおかしい。夕食くらいまでは熱も無さそうだったが、寝る前に測ると37度前半。もしやと思ってとりあえず家族とは別の部屋で寝る。

夜中、節々の痛みで何度も起きる。熱も相当ありそう。
感覚的にこれは完全にコロナだ…と思う。
あんなに体が痛かったのはインフルエンザでも経験ない。

1日目
とりあえず会社に休むことを連絡。
だいぶ熱引いたなと思って測ったら38.1℃。
喉が痛いし頭もぼーっとしているのに会社からよくわからない電話が何度もかかってきて疲弊。

さて、ここから検査を求めて右往左往。
38度の熱があるなか我ながらよくやったと思う。
厚労省と都のホームページはやたらとリンクが多くて、必要なページに辿り着くまで時間かかりすぎ。
辿り着いても高熱の人間が読んで理解できるボリュームの文章じゃない。

色々と見ていると、どうやら区や都の電話番号にまずは電話した方がよさそうということでトライ。
区は案の定繋がらないので、諦める。
都の方がキャパが大きいことを予想して鬼電。
ジャニーズの一般販売ですか?ってくらい鬼電。

繋がった。
お姉さんはとても優しくてこの時点でちょっと泣きそう。
事情を話して近くの発熱外来をやっている病院を教えてくれた。
うん、でもそれってネットに載ってる情報と同じだよね…?って気がつき早々に電話は終了。
お姉さんは悪くない、仕組みが最悪すぎるだけ。

ということでいくつかの病院に電話。この時すでに朝10時を回っていた。

まず電話なんか全然繋がらない。
そして繋がっても予約終了と冷たくあしらわれるだけ。
わかってるよ、受付のおばさんだかお姉さんだかも相当疲れてる。
でもこちらも辛い。

都の病院マップは異常に使いにくいので早々に捨て、病院リスト(これもベタ打ちのエクセルでスマホだと死ぬほど見にくい)から1つ1つ病院調べて電話。電話。電話。

しかし「東京都にも言ってあるのですが、うちはもう発熱外来やってません!!!」
とか言われちゃうのよ。
38度の熱あんのよ、こっちは。
もう疲れてどうでも良くなって倒れるように寝た。

夕方、目が覚めると熱はかなり引いているような感じ。
とりあえず会社に発熱外来がパンクして病院にすら行けてないことを報告。
それでもしつこく陽性か陰性かはっきりしろとのこと。

陽性だとそんなに困りますか?
会社に濃厚接触者もいないし、そんなに影響ありますか?

Twitterでも、保育園やら会社から検査しろとうるさく言われては人をチラホラ見かける。
どこも同じか…。

この日はこれでギブアップ。

続く


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