心の病気の同僚と働くことについてあれこれ考えた話。
こんにちは。
最近ずっと考えていたことがあって、誰かを傷つけないように伝えるのがすごく難しいも気がしてるのですが書いてみたいと思います。
社会人になってびっくりしたことの一つが、心の病気を非常に身近に感じるようになったことです。
学生の頃は、家族以外で心の病気について触れることはあまりありませんでした。
学年に1人、2人保健室登校の子とかいたな〜みたいな感じでした。
しかし、会社に入って上司のパワハラで休む人がいたり、異動先が合わなくて休む人がいたり。
これは、本当に状況次第で誰でも心の病気になるということの現れである気がしてます。
私自身も上司からのハラスメントで数日休んだことがあります(上司の上司に相談して、最終的に異動させてもらいました)。
たった数日でしたが、戻ってきた時周りがやけに優しくて、休んで初めて周りが「何かあったのか?」「パワハラっぽかったけど本人ダメージ受けてんだな」と気づいたのかもしれません。
それか「これ以上ストレスを与えると長期で休んで、もっと部署の仕事が大変になるかも」と思われたかもしれません。
「なんで休んでたの?」と誰も聞いてこないのが不思議な感じもしました。
家族に精神障害があり、自分も学校や仕事に行けなかった時期があります。
私は、心の病気がある同僚がいてもなるべく理解を持って接したいと思っていました。
でも、一緒に働くうちにそれがそう簡単でないことを身をもって知りました。
他の同僚から、「今度復帰するAさんは、心の病気でしばらく休んで、少し出てきて、しばらく休んでを繰り返している」と聞きました。
正式な病名は分からず、特にAさんが心の病気だと上司が所属のみんなに説明することはありませんでした。でも、周りからの話でみんながそうだと知っている感じです。
Aさんはやはりどこか不安定で、少し姉の症状と似ている部分もありました。
Aさんから頼まれた修正を直して返したところ、直さずにそのまま返したと思われてすごい勢いで怒られたことがあります。
話が噛み合わせなくて、「直してますよ?」と言うと「・・・本当だ。ありがとう」とキョトンとした感じで仕事に戻っていて違和感を感じました。
他にも、他の部署の人がAさんがやる業務を手伝おうとした時に、「〇〇に行く予定がなければ、ついでにこっちでやっておきますよ」と言われて、「〇〇に行く予定はないです。」とだけ返していてお礼を言わないことにあれ?となりました。
Aさんは他の人に比べて割り振られている仕事が少ないですが、締め切りを守れないことも多く、他の仕事に対しても積極的ではありません。
急に休むこともよくあります。
そうすると他の人が代わりにやることになりますが、それに対してお礼を言っているのはあまり見たことがありません。
人が少ない時に出てもらえないかと頼んでも断ることが多いです。
最初からAさんに理解を持って接したいと思っていたのに、「正直しんどい」と段々感じるようになりました。
でも、Aさんのことを見ていると「体調が悪くなると、人は性格が悪くなる」という言葉を思い出します。
Aさんの病状の詳細はわかりませんが、「本当に自分のことで手一杯なんだろう」と思います。
他の同僚に「人によっては自分の方がよっぽど忙しいのに、よく手伝っている人もいる。段々優しい気持ちが持てなくなってきて、自分がすごく嫌な奴な気がしてくる。このしんどい気持ちを無くしたい」と正直に話しました。
そう言ったところ、
「期待し過ぎなんじゃない?」との返し。
姉に対しても何度も「本当は頑張ればできるんじゃないか」と思って、溝を深めて来ましたが、これも似たようなケースなのかもしれません。
知らず知らずに、周りと同じだけの仕事を前提としてしまっていたかもしれないと思いました。
姉は姉だから理解を持って優しく接することもできるけど、特別仲が良いわけでもない同僚に同じようにはできないと辛くなっていました。
でも仕事だからこそ、最終的にやらなくてはいけない業務を終わらせることにもっと集中すべきなのだなと思いました。
人それぞれの事情を追求したり、個人に着目しすぎるのは仕事の人間関係には不向きだし、やりづらくなるから避けようと感じました。
お互いに平穏に過ごせる道を探りたいと思います。
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