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ハードルが高い美容院

うつ病、不安障害になってから行っていない場所は、たくさんある。


本当は行きたいけど、行けない場所
堂々の 第 1 位 は、美容院。


もう6か月も行っていない。信じられない。
病気になる前は、1、2か月に一度は行っていた。

5年通った行きつけ。大好きな美容院だった。

夫婦2人でしている個人の美容院。
1対1だから、お客さんも同時に受けるのは、2人まで。カラー、カット、シャンプー、一連の流れを1人の美容師さんが担当してくれる安心感。

奥さんも旦那さんも、スーパースタイリストだった。
必要以上に話しかけてこない。
何も言わなくても仕上がりは、いつも「いい感じ」
初めて行った日から、何も言っていないのに、いつも読んでいる雑誌、読んだことはないけど好みの雑誌を3冊選んで、すっと置いてくれた。

今はタブレットを渡されて、自分で好きな雑誌を選んで読むお店も多いみたいだけど、きちんと紙の雑誌なところも好きな要素だった。

あと、カラーを待っている間に出してくれるフルーツティー。おいしかったな。
コロナウイルスが流行りだしてからは、ペットボトルの飲み物に変わったけど。すごく気配りの美容院だった。そこが大好きだった。

今は体調も落ち着き、きっと行こうと思えば行けれる。
痩せたわたしを見ても変に心配することなく、そっとしておいてくれるのが分かる。
それでも、ちょっとした話題の中に不安要素が含まれることが予想できて、行くのが怖い。
お客さんは、同時に2人だけ。自分以外のお客さんの話の中にも不安要素は含まれる。


本当は行きたいけど、行けない。


* 髪の毛どうしているの *
病気で外出できない人の味方。ネットショップ。ウィッグを買った。
ひらめいた時、「さっすがー」と自分をほめた。
美容院には行けなくても、髪をかわいくすることはできる。


* ウィッグの選び方 *
・ネットで調べまくった。
・口コミのよかったお店のものを購入。
・せっかくだから、仕事をしていた時にはできなかった色、スタイルを選ぶ。
・中途半端だから、ウィッグとばれる。
・逆手を取って、あえてウィッグだと分かるもの(色やスタイルなど)を選べばいい。
・安すぎると本気でナイロン素材かもしれない、数万円する人毛タイプもある。どちらもいらない。
・とにかく口コミ、購入した人が撮影した写真などから、¥5000程のものを選んだ。


結果、思っていた以上。とても自然。
買ってよかった。


* 被り方には、注意が必要 *
・ロングタイプは、おろしたままだとウィッグ感が否めない。
・YouTube を観て、いろいろなヘアアレンジを試した。くるりんぱをすると本来あるはずの場所に髪の毛がなくなることが判明。かわいいヘアアクセとかで隠せばいいのかもしれないけど。
いろいろ試した結果、低めにまとめて結び、大きめなおだんごを作るのが、ベストだと分かった。かわいいピンをつければ、テンションも上がる。

質感も良かったため、今度はボブタイプをねらっている。日によって変えれば、ただのおしゃれさん。

健康が1番だけど、病気になってもおしゃれはできる。お店に行けなくても服は買えるし、髪もかわいくできる。

絶不調の 3か月間 は、おしゃれどころではなかった。「新しい服、ほしいな」と思った時、おしゃれに気持ちが向くようになったことに驚き、すごくうれしかった。

美容院に行けるようになるには、もう少し時間がかかると思う。伸びて傷んだ髪は、行きつけの美容院で、きれいにしてもらおうと思っている。

最後に、今日はクリスマスイブ。
よい1日を。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます😊 少しでも「いいなぁ」と思ってもらえたら、うれしいです🍀🐝