小さな小さな自傷行為

(※はじめに……このテキスト内には、学術的な見解やデータなどは一切なく、あくまでも、素人である私の主観や経験のみを書いております。そこについてご了承いただき、以下をお読みください)

自傷行為」とは、「意図的に自らの身体を傷つけたり、毒物を摂取したりすること」(Wikipediaより)らしいです。
この言葉を聞くと、例えば自分の体を刃物で切ってみたり、髪の毛を抜いてみたり、と言った行為を想像する方がほとんどだと思います。

今日はそのような、所謂「マジョリティ」な自傷行為ではなく、「え?そんなことも自傷行為の内に入るの?」というような行為について、お話ししたいと思います。私が、気分が落ち込んだ時に、ついやってしまうことです。

①心霊動画を見る
不思議なもので、私は心身共に疲れてくると、何故か「心霊動画を見たい!」という気持ちが強くなります。見る量や内容を自分でコントロールできれば問題ないのですが、極限状態の時は引き寄せられるままに、5本、6本……と立て続けに動画を見てしまうのです。

すると何が起きるか?というと、必ず大きな不調の波に飲まれてしまいます。立ち直るにも数週間かかってしまうので、あまり良くないと自分でも思います。
現れる症状としては体が重たい、自己肯定感が無くなる、酷い時はずっと頭の中で「死ね!」という誰かの声が聞こえていることもありました。
この時の私は、心霊動画を見ることで、目に見えない「ネガティブなものたち(例えば悲しみ、怨念、恨み)」を、画面越しに感じ取り、自分の心に取り込んでしまっているのだと思います。

②人の悪口や陰口を掲示板で見る
普段、比較的エネルギーがきちんと補給できている時は一切見ないのですが、ふとした時に、某掲示板やダークウェブ系のサイトを漁ってしまいます。誰かをみんなで叩いている、誰かが誰かを傷つけている、そういう光景を目の当たりにすると、何故だか「ホッ」としている自分がいるのです。どういう心の動きがあってそうなるのか、自分でもよくわかりません。

不思議なことに、こういう悪いものばかりを摂取していると、私は心身のバランスを崩し、日常生活がうまく送れなくなります。こういう時は、画面の向こうにあった「負」の気が、巡り巡って、今私のところに来ているんだなと感じます。

これらの行為は、決して身体に外傷を与えるわけではないけれど、自らを傷つけているのと同じなのかなと、私は思います。
他にも「小さな自傷行為」で思いつくものは沢山あります。
例えば、
・衝動買いをする
・(脱毛症になるほどではないが)髪の毛を抜き続ける
・暴飲暴食をする(気付けば食べ物に手が伸びている、といった感じ)
みたいな行為も、周囲からもそこまで深刻視はされないけれど、実は「自分のことを大切にしない行為」なんだなと思っています。

これを全部やめてしまえばいいのか、というとそれは根本的な解決にはならないと思うんですよね。また別の吐け口を探すだけですから。
「やめる」というより、「折り合いをつけて、自傷行為を上手くいなす、自傷行為と付き合っていく」というスタンスの方が楽かもしれません。

目に見えないからこそ、ちゃんとその存在と向き合って、これからの付き合い方も、考えていきたいです……。健康に社会生活を送るために……(T . T)

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