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RSSフィードで情報デトックス

クソ情報過多世界

昨今TwitterやYouTubeなどのSNSでは、ユーザーのアドレナリン排出を促進するようなUI設計だったり、「おすすめ」タグやショーツなどのような無限にコンテンツや情報を表示させる仕組みが充実してきている。そのせいで僕はおすすめを無限に更新してしまったりショーツ動画を無限に見てしまうことが増えてしまった。このような情報過多な世界で生きているとその毒にやられてうんざりしてくる瞬間があるのはみんな多少は心当たりがあるのではないかと思う(僕だけ??)。

これはユーザーを中毒状態にして広告収入を稼ぐプラットフォーム側の戦略でもあるだろうが、そんな不健康な状態に無意識のうちにハマってしまっていては奴らの思う壺だ。

特にTwitterではバズっているツイートやニュース関連のツイートには必ずクソリプがぶら下がっていて、そういう情報エントロピー0のツイートを見るだけでも無駄な情報を無意識のうちに摂取してしまっている。

よくよく考えるとそのようなクソ動画やクソツイートは全く見る必要のないもので、そんなものを摂取する時間があれば1文字でも本や雑誌を読んだ方がマシだ。

毒にしかならない情報を無意識のうちに摂取してしまっていると、時間を取られて気づけば1時間2時間と消えていたりする。こういう状態を情報中毒と個人的に呼んでいる。

能動的に見たいと思った情報だけを摂取する状態になるために、情報デトックスとしてRSSフィードによる情報の選別・一元化を行ってみた。

RSSフィード

RSSフィードとはニュースやブログなどの記事を自動的に集めてこれるシステムで、RSSリーダーでRSSフィードのURLを登録することでさまざまな場所にある記事の最新情報を一元的に管理することができる。

十数年前の技術ではあって最近は廃れてきている傾向にあるが、RSSはこの情報過多世界から逃れるにはちょうど良いシステムだと思って導入してみた。

使用しているのはReeder 5。RSSリーダーアプリではかなりメジャーなものだと思う。UIもシンプルで使いやすい。

Reeder5の使用感は以下の通り。

Reeder5の画面 - フォルダーで分類できる。
ニュースの画面 - 時系列でタイトルだけ表示され、必要十分の情報が集約される。


ニュースやブログなどは当たり前だが、特に有用なのはTwitterやYouTubeなどの無限情報地獄に陥る可能性のあるSNS。Subscribeした人の動画やツイートしか表示されないためおすすめやリプライが存在せず、意識外からのクソ情報攻撃から守られる。

Twitterはnitter.netで追加したいユーザー名を入力して右上のRSSのマークからリンクを得ることができる。

YouTube - レコメンドを表示することなくみたいものだけ見ることができる。
Twitter - おすすめやリプライなど無駄な情報は表示されない。
Noteも読める


デメリットとしてはツイートや動画をRSS形式で表示しているために表示は若干見づらいことと、ニュースなどは大抵のものは内容までは表示されずタイトルのみ表示され、内容を見るにはリンクに進む必要があること
ただこれらは慣れれば問題ないしニュースはTwitterで見る際にもリンクに進む必要があった

ニュースについてはRSSの設定からReader ViewをオンにすることでRSSで全文表示できないフィードもリーダー形式で全文表示できた。これは必須設定だと思う。
ただし、ヤフーニュースはリーダー形式でも「続きを読む」をクリックする必要があるため全文表示はできなかった。また、複数ページにわたる記事などは1ページ目しか表示出来ないので読んでみて面白かったらリンク先に進んで読むという使い方が吉だろう。

リーダー形式による全文表示

無駄な情報にうんざりすることに疲れた方や情報中毒気味だと感じている方、RSSフィードによる情報デトックスでクソ情報過多世界からの解脱を試してみてはいかがだろうか。

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