ストレス対策はストレス因子の切り分けが大切
今日は、私がこれまで経験した海外生活から得た「ストレスへの向き合い方」
を共有したいと思います。どこにいても誰でも使える考えだと思いましたので、少しでも役にたてると嬉しいです。
皆さんストレスって聞くと、なんだか嫌なイメージしかないですよね?
僕も極力ストレスを感じないように生きたいと思う派です。穏やかに生きたいですもん。ただこれまで散々ストレスについての向き合い方を考えた結果、
確実にNG行為だと思うことは、「ストレスをボヤっと感じたままにいる状態」
だと思います。
不思議なことにストレスは良い時にも、悪い時にもかかります。ウキウキしても、沈んでも心はストレスを感じている、
もしくはストレスを感じやすい状況に陥っているんですね。
なんとなく気分が上がりすぎると、普通の状態に戻った時に、何故か不満に感じることってないですか。
気分が上がりすぎても結構注意が必要だということです。
そこで、まずは第一のアクションとして「ストレスを認識してみましょう」。「あ、自分は今ストレスを感じているな、なんでだろう」と疑問に思うだけでOKです。
そこから次のステップとして、「何にストレスを感じているのか、できる範囲で言語化」してみることです。
ポイントは「できる範囲で」というところで、あまり時間をかけすぎなくて大丈夫です。何故なら次が僕が最も大事と考えるステップで、
それをベースに行動するか否かを判断するのです。それは、
「このストレスは、自分の範疇で変えられることか否かを考える」です。
つまり抗った方が自分のストレスを減らすことに繋がるのか、抗っても変わらないのかということです。
僕もアメリカに来て思うことは、色々ありました。
日本人ということで疎外感を感じること、日本の本社のプレッシャーが気になること、日本と違い手続き関連が長いこと、などなど色々ありますが、
これらは構造上、起きて仕方がないことだと割り切ります。
そこにストレスを溜め、仮に抗っても、僕は現地人になれるわけでもないですし、所属が本社から外れることもできません。
逆に最近寝不足でイマイチ調子が出ない、友達と疎遠になりなんとなく寂しいかも?と感じたら、
早く帰ってデジタル機器を遮断して、ゆっくりお風呂に浸かって寝る、仲の良い友人に少し話そうよ?と声をかけてみるといったように行動に移します。
なぜなら、こういうことは自分でストレス減らすことに繋げることができます。
いやそんなの普通のことじゃないかと思うかもしれないですが、
意外となんとなくやり過ごしているだけで切り分け作業をしていない人も多いのではないでしょうか。
上記考え方に加えて、今の状態を知る手がかりとして、持っていただきた思考が、
「絶対値でストレスを考えてみること」
これは最近自分でも取り入れている考えなのですが、
要は、数ある日頃のストレス因子の中でマイナス要素・プラス要素を足し引きして、0付近をキープできていれば、状態としては良好だということです。
(コレは主観でOK)
生きていて、ストレスが発生しない人はいないと思います。
最初のメタ認知的な発想と非常に似ているのですが、ある一場面を切り取るのではなく、トータルで考えると、案外悪くないじゃんと思えたりします。
ぜひ自分と対話する習慣をつけてあげてください。
そしてご機嫌も取ってあげてください笑。
いかがだったでしょうか。
ストレスを漠然と捉えずに、できる範囲で解像度を上げて考えてみると、
意外な気づきが生まれたりします。
今起きていることが、そもそも状況を変えられる問題なのかどうなのか、
自分次第で変える余地がある問題であれば、僕の経験上、必ずアクションやアイディアが頭の中に浮かんできます。
ストレスを切り分けると、意外と上手くいくよという、そんな話でした。笑
本日まで最後までありがとうございました。
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