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サウナで起きる『ととのう』現象 体に何が起こっているのか

さて・・今回はサウナで体感したあの極楽状態「ととのう」という現象が
いかにして起こっているのか?という謎を解明していきたいと思います。

とりあえず「ととのえば、いいんだよ」という方には面白くないと思うので、
興味ある方だけ読んでいただければ嬉しいです。

では簡単にですが、少し説明します。
人間には、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系があります。
交換神経は、身の危険やスリルを味わう時などの興奮時に優位になる神経で、副交感神経はリラックス時に優位になる神経です。

実際にサウナの一連の流れである
①サウナ⇒②水風呂⇒③外気浴の各ステップで優位になる神経をみると

①サウナ中は、猛烈な暑さで交感神経が優位になります。
(危ないキケンだ!と体が反応し、交感神経が優位に)

そして②水風呂でも同じく交換神経が優位になります。
(まずい冷たい!これもキケンだ!という反応をし、交感神経が優位に)

サウナ・水風呂いずれの状況でも、
人間の体は一種の危険を体が感じ、興奮状態になります。
その際にアドレナリンと呼ばれる興奮作用を促す体内ホルモンが分泌されます。

そのような状態から一気に③外気浴でリラックス状態に入ると、
今度は突然、副交感神経が優位になります。
しかし体内には、先ほどサウナと水風呂時に放出された
アドレナリンが残っている状態です。ここがポイントです。

本来、副交感神経が優位な時には生成されないはずのアドレナリンが体内にあるという、不思議な状態が生まれます。
この状態がいわゆる「ととのう」という状態を生み出したメカニズムだったのです。

アドレナリンのお陰で高揚感はあるにも関わらず、
なぜか体そのものはリラックス状態となっている。
ふむふむ面白いですね〜

言葉で伝えることの限界を感じたので、この辺にしておきます(笑)
ぜひとも皆さん一度体感してみてほしいです。

サウナ、本当に心身ともにスッキリしますよ!

最後までありがとうございました。

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