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まや奥様ストーリー【3】

私は駐屯地の寮で、もう10年以上暮らしている。ここは結婚しないと出られないことになっているのだ。
当然最近入ってきた二十歳そこそこの新兵の若者たちと共同生活を送ることになる。
彼らも当たり前のように溢れ出る性欲を持て余しているわけだが、時間を見つけてはトイレの個室に入り、こそこそとオナニーをして気を紛らわせているらしい。
私も昔はそうしていた。そして自慢ではないが、今でも私の性欲は、その頃と大差ないほどあり余っているのだ。
だが30も後半になって、新兵のようにトイレで慰めるのはなんとも情けない。
しかし溜まるものは出さなければ仕方ない。私はいつも夜中に、人目をはばかりながらトイレへと向かうのだった。
そんなある日、私がいつも可愛がっていた後輩が結婚の報告にやってきたのだ。
私は目を丸くして驚いた。なにせそいつはまだ21歳だからだ。
詳しく聞くと、高校からの同級生で、ずっと付き合った末のデキちゃった婚らしい。
写真を見せてもらったが、何とも愛くるしい顔の、小柄な女だった。恥ずかしながら、私のドタイプだった。
この女は毎晩毎晩、私の後輩の肉棒に突かれて喘ぎ倒しているのだ。想像しただけで性欲が爆発しそうになる。
それと同時に、私はなんとも惨めな気分になってしまった。

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