人間関係って、自他境界線を引くことがすべてだったのね

自戒を込めて、思ったことメモ。唐突的で読みにくい文章です。
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わたしはわたし、あなたはあなた。

お願いできないのも、ノーと言えないのも。
期待して依存するのも、裏切られて泣くのも。

相手がどう思うか、どう行動するかなんて知る由ないし、コントロールできないからそれが「嫌われる勇気」なんよね。
好きになってもらえるか、嫌いになられるかは相手次第。自分の管轄外。
コントロールできないものへの執着は時間とエネルギーをただただ消耗してしまう。
執着して何かが変わるならいいけど、なにも変えられないなら、手放したほうがラクになる。(それが難しいのもわかる、人間だもの)

その人のことを好きであればあるほど、思考がぐらぐらして思い悩んでしまうし、それもまた人間らしく、間違いではないと思う。

だけど他者目線を気にしたり、他人軸で生きることはやめた方が、自分がラクに生きられる。のびのびと「自分」で在ることができる。人の目を気にしている自分ではなく、自分らしい自分。
そんな自分を人にも見せて、そして好きになってもらいたいじゃないですか。

なにかが起こったとき、自分がどんな感情を抱くかは自分の心の状態にも大きく左右される。
うれしいことが連続で起きていて機嫌が良いときにちょっと嫌なことが起こっても、受け流せる。いや、ポジティブ変換すらしてしまうかもしれない。

でも嫌なこと続きでしんどいときにまた嫌なことが起こったら。なんでこんな目に!!!自分ばっかり!!!人生うまくいかないことの連続!!!とトドメを刺されるのがわたしたち。

こう見ると、起こる事柄に良いも悪いもない。すべては受け取り方なんだとつくづく思うね。

心のあり方が、世界の見え方だということ。
同じことが起こっても、ラッキーだと思う人とショックを受ける人の違いであり、同じことが起こっても、うれしいと思える自分と悲しくなる自分の違い。

で、その物事の受け取り方っていうのは、自他の境界線がきちんと引けているかどうか、にけっこう依存すると思う。結構っていうか、もはやすべてなのでは?と思っているところ。

相手の領域に踏み込んで、コントロールできないことに期待するから、イライラする。悲しくなる。ショックを受ける。

相手の顔色を伺うから、やりたいことをやれない。言いたいことを言えない。ノーと言えない。お願いすることができない。

相手が〇〇してくれない。と嘆く前に、まずは自分が相手に「〇〇してほしい(=それで自分が満足する)」と思ってることを自覚するべき。
「そうしたほうが相手にとっていい」ではなくて、「そうしてくれたほうが自分にとっていい」ということ。
相手にプラスになる理屈があったとしても(効率がいいとか、健康になるとか、人生が豊かになるとか)、それはもはや相手のための願いではなく、自分を満たすための願いになってしまってるんだよね。

それならば、「〇〇したほうがいいよ」という妙なアドバイスではなく「〇〇してくれたら私はうれしい」とアイメッセージで伝えたほうが、自分も相手も気持ちいいはず。

他人がなにを選択するかは、あなたが決めることじゃない。

自分にとっての「当たり前」は、人の「当たり前」じゃない。

自分の考える「普通」は、人の「普通」じゃない。

自分の思う「良い」が、相手にとっても「良い」とは限らない。

それをしなかったら誰が困るか?誰の問題か?(アドラーでいう、課題の分離)をよく考えて、境界線をしっかり引いて、やっていこう。

うーんでも・・・
「してくれないと私も困る」ケースもある、とは思う。
たとえば夫婦でひとつの財布。ひとりは節約、ひとりは浪費してると浪費した分の打撃はもうひとりにもくるからな・・・
じゃあひとりがもっと節約するしかない、というのは違うしね。

そういう、誰が困るか?で考えると複数人が困る場合の「課題の分離」についてはまだ考えがまとまっていなくてまた考えていきたいけど、とりあえず最近「自他の境界線」はこんな感じで意識していて、これからもしていこうと思う。

このnoteを書いたきっかけ。
ある出来事が起きたとき、わたしは不満を抱いた。イライラした。なんやねんと愚痴った。
よくよく深く考えていくと、自分が自他境界線を引けていないことに気づいた。
自分が改めることを意識すると、その出来事はなんてことないことだった。
人は鏡、とはこういうことかと思ったね。本当に。

自分の気持ちが、自分から見える世界に反映されているだけ。
その出来事がどんなことだったか、もうまったく覚えてもいないけど(人は忘れる生き物。つらいことに関してはどんどん忘れていっていいよね)、感謝しています。
こんなふうに考える機会をくれて、自分がこんなふうに考えられるようになって。
これからも、自分が自分であるために、もがきながら頑張っていきたいなぁ。


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