術後から退院前日まで
さて、無事手術も終わり
その後の入院生活について
まとめてみたいと思います。
その後傷口に対する痛みというのは
ほぼありませんでした꒰ঌ( ⌯' '⌯)໒꒱
先生からも事前に
「手術したら2ー3日は痛いかもしれませんが
その後は急激に痛みはなくなりますよ。」
と説明されていました。
2ー3日どころか
私は翌日から余裕でした😌
これは私の回復力云々よりも
先生が丁寧に施術してくれたおかげだと思っています。
ただ1つだけ苦労したことが…😭
術後はギプスではなくシーネといわれる
当て木のようなものをL字で足の後ろ側にはめ、
包帯で巻かれ固定されるのですが
足が浮腫んでいるせいもあり
シーネの固い部分がかかとに当たって地味に痛い😩
寝る時も常に足を上げていなければいけないのですが
とにかくかかとが痛くて寝付けないほどでした😞
写真で見ると足がめちゃくちゃ
曲がっているように見えるし
本当にちゃんと脱臼治ってるのか
不安になりましたね。
看護師さんに相談して
L字の折り目部分にクッションを厚めにして
巻き直してもらうなどでなんとか少しずつ
苦しくなくなってきましたが、
看護師さんのセンスも人それぞれ😅
最初に巻き直してもらった時より
2回目に巻き直してもらった時が
断然よくなりました😭!!!
名前は忘れてしまいましたが
看護師さん本当にありがとう😭
とにかく帝京溝の口の整形外科病棟は
看護師さんの数がめちゃくちゃ多くて
日に3人〜5人くらい会う状態でした😳
1週間ほぼ違う看護師さん🤣
(すごい。今までの入院で断トツ笑)
人手が足りないよりはいいでしょうし
皆さん仲も良さそうで雰囲気はとても
アットホームでしたね😌
入院中、足のことで苦労したのはそれくらいです。
入院食も美味しくいただきました。
あ、ちなみに
シャワー事情はどうだったかというと
手術当日と翌日以外は、
全日シャワーを浴びることができました🚿
お風呂の時間は30分単位
最終が16時半だったので
私はほぼその時間に予約していました。
※ラストだと次の方がいなくて
時間を気にしすぎなくていいので😅
時間になると看護師さんが来て
足にビニールを巻いてくれました。
それから、介助浴室という広い浴室に
車椅子ごと入り、洗面台のところにつかまって立つ。
看護師さんに入浴用の椅子と取り替えてもらう。
カーテン閉めてもらってあとは1人でシャワータイム🚿
といった流れでした。
私は入院慣れしているので
メリットのリンスインシャンプー
(入院中は絶対これがいいです。)
ボディーソープ
ボディ用のあかすり
T字かみそり
洗顔
化粧水
フルセットで入浴😌
頭をしっかり洗って
体も丁寧に洗って
洗顔も丁寧にして
バスタオルで拭いて着替える
この一連の流れは最初から
ちゃんとこなせました。
体が柔らかいので洗面台に
怪我していない右足を上げて
丸洗いすることもできました(笑)
入院中の楽しみは
ご飯と入浴くらいですからね。
終わったら看護師さんを呼び
椅子を車椅子に交換してもらい
ドライヤーを持って病室へ👨🦽
共用部の洗面台で
30分くらいかけて丁寧に髪を乾かしました✨
数日は頭だけは洗ってOK
体は温タオルで拭くといった
入院体験もあったので
今回の入院生活では
ほぼ毎日全身綺麗に洗えて
とても心に良かったです🍀
その他の事件は2つほど(笑)
それは、同じ病室の人たち😂
前の記事にも書きましたが
入院経験は何度もあります。
なので、大部屋で多少我慢しなければいけないことは
重々承知していますが、今回は本当に大変でした(笑)
第一弾はお侍ばあさん。※詳しくは1つ前の記事で
第二弾は、差額のない部屋に移動した日のこと。
隣のおばあさんが
「たぁすけてぇ〜〜
たぁあすぅけぇてぇーーー
だぁれぇかあ〜〜〜」
と昼間に叫んでいるのです。
ナースコール押せない状態なのかなと心配になり
私が代わりにナースコールを押しました。
「どうされました?」と看護師さん。
隣の方が助けて〜とずっと言っているので
代わりに呼びました😅と伝え、
看護師さんは隣のおばあさんのところへ。
おばあさんの助けてほしかった内容が
「ベッドが斜めになっちゃってるから直して〜」と。
すると看護師さん
「●●さん、ベッドは斜めになってませんよ。
●●さんの体が斜めになっちゃってるんだよ。
まっすぐに体起こしましょうね。はい、捕まって…」
もうこれには隣で私も爆笑ですよ。
コントじゃん、完全に。
ドリフ?🤣🤣🤣
天井を見て斜めに見えるから
ベッドが曲がっていると思ったんでしょうね(笑)
無事、体をまっすぐにしてもらったおばあさん
しばらくするとまた
「たぁあすぅけぇてぇーーー」
その時はちょうど看護師さんが病室に来ていたので
「どうされました?」
リモコンが落っこちてしまったとの救助要請(笑)
整形外科病棟なので、動けない方も多く
そういったお願いはよくあります。
そちらもさっと解決しましたが
やはり不思議なのがナースコールを押さずに
「たぁあすぅけぇてぇーーー」(笑)
看護師さんすかさず
「●●さん、何か助けが必要な時は
ナースコールを押してくださいね」
と教えてあげていました。
ナースコールを押せなかったのではなく
知らなかったようですね。
それを教えたら今度は
しょっちゅうしょうもないことで
ナースコールを押すようになってしまい
夜もこんなんじゃ寝られないだろうなぁと
不安がよぎりました😅
その時ちょうど私の元に婦長さんが来て
お侍ばあさんの件もあったので心配して
「どう?移動してみて大丈夫そう?」と😅
たぁあすぅけぇてぇーーーばあさんの話を軽くして
夜が静かなら大丈夫だと思います(笑)と伝えたところ
違う部屋が明後日空くからまた移動しようか(*'-'*)
と気を使ってくれました。
どちらでも大丈夫ですよ!
と伝えましたが、
「この部屋はどうしても介助が必要な方たちが多くて
ずっとこんな感じになっちゃうかもしれない。
あまりお世話の必要がない方たちの部屋に移動しようか」
と提案してくれました😌
文句等は何も言っていないのに
お気遣いいただいて本当にありがたかったです。
※ちなみに向かいのおばあさんも変わった方で
すぐ忘れてしまうらしくメモ✍️を取りながら
「いやー、本当に何でもすぐに忘れてしまう。
ダメねぇ。自分がボケているということだけは
ハッキリわかる!」と断言🤣なんじゃそりゃ🤣
数日後、また部屋を移動。
そこで第三弾が起きるのでした。
看護師さんの言っていた通り
看護師さんの手を借りずに
ほとんど自分のことは自分でできる方しか
いない部屋でした😌
しかも窓側のベッドになり
あー気分転換にもなるし快適😊最高♡とルンルン。
向かいのおばあさんが話しかけてきました。
かれこれ1ヶ月以上入院されているらしく
やたらリーダー感を出してくるな〜と感じました。
私は昔から変人レーダーが敏感なのと
この人には冷たいモードにしようと
瞬時に判断するタイプなので
その時点で
「うわ、この人絶対変な人だ。
無駄に話も長いし関わらないようにしよう」
と判断してしまいました(笑)
一緒に頑張ろうね💪🔥
などとほざいていましたが
今思えば私の判断正しかったな〜と思います(笑)
何が起こったのかというと
その夜のこと…
私の斜めの大人しいおばさんが
夜うなされていたようで
わざわざ起こしたところから始まりました。
大人しいおばさんは話し声もとても小さい方。
「●●さん!●●さん!!!」
寝ぼけながら
「はい?私なんか言っていましたか?」(小声)
このやり取りで私も目が覚める。
携帯を見たら
なんと!
夜中の3時半🤯
ふざけんなよと思いながら
また寝ようとしたところ
そこからめちゃくちゃ話し出すばあさん。
「あなた、ものすごいうなされていたから
どこか痛いところがあるのか
具合が悪いのか心配になって声をかけたのよ。」
「あぁ、そうでしたか。すみません、うるさくしてしまって。」(小声)
「ううん、謝らなくていいのよ。
何もなくて大丈夫だったならよかったわ。」
ここで終わればよかったんですが…
「私ね、あなたと一緒の病室でお話するようになって
色んな話をしてきたけれど、あなたが退院するまでの間にこれだけは絶対に言うまいと決めていたことがあるの。今あなたがうなされていたから言うわね。眠っている時にあれだけうなされているということは、死への恐怖。死を恐れているということなのよ。私は毎日お題目唱えているんだけれど、そうするとうんと気持ちが楽になるわよ。誰でもいつかは死んでしまうでしょう。それはとても怖いことだと思うでしょう。だけどお題目唱えていると怖いという気持ちがなくなるの。創価学会の……(教えのような言葉を言っていましたが忘れました)この前もあなたが痛そうにしていたのを見てお題目唱えてあなたにエールを送っていたのよ。」
「あぁ、そうですか…」※スーパー小声
うわーここでいきなり宗教話かよ。
そりゃ寝てたおばさんも起こされて
参っちゃうだろうな〜と思っていたのですが
「実は私の主人も学会員なんです。」(小声)
えぇーーーーーーーーーー
マジかよww
話盛り上がっちゃうやつだろーーーーー
と思ったら案の定、
「あら!そうだったの?
ご主人はどれくらいの役職の方なの?
私は結構上の方なんだけどね。」
「地区部長をやっていますね。」※たしかこんなこと言ってた
「あら、それはなかなかすごいじゃない。
私はもっと上の方の役職なんだけれど
あなたは学会員じゃないの?ご主人優しい?
ご主人はあなたに学会に入るよう勧めてこないの?」
「あ、はい。主人は優しいです。
私には勧めてきていませんね、今のところ」
「あぁそ〜う〜。優しいご主人でよかったわね。
ご主人に出会ったのもやっぱり導かれてるということだったのね。あなたとても幸せね。よかったわね。
でも本当に不思議だと思わない?こうやって入院して
私に出会ってこんなに仲良くなって、ご主人も学会の方ということは本当に運命ね。あなたが学会員になるならないは別として、あなたも絶対にお題目唱えた方がいいわよ。そうしたらあなたはもっと幸せになれるわよ。おうちに仏壇はあるの?」
めちゃくちゃ話がエスカレートしてるじゃねぇか!!!
つか、マジでうるせぇ!!!ざけんなババア!!!
という気持ちが私の中で爆発💣💥
宗教に関しては人それぞれですし
そんなことはどうでもいいんですが、
神様拝む前に常識弁えろババア
お前今何時だと思ってんだ?
しかも普通の声のトーンで。馬鹿か?
整形外科じゃなくて脳外科行けや、
喉潰されてーのか?おい。
という感じで我慢の限界が。
トイレにも行きたくなったので
車椅子にうつったのですが
やはり同室の人を起こしてしまった!
とハッとなったのか急に黙る2人🙂
まず、お前ら30分以上喋ってるよな。
急に黙るなんて修学旅行で先生の見回りがきた時か?
お前ら60過ぎのヨボヨボばばあだろ?
さっきまでババア特有の図々しさで周りのこと考えずに
ベラベラベラベラ喋ってただろ?
そのまま喋ってろよ。何黙ってんだ?
という怒りも増したので
車椅子でそのババアのベッドの前に
しばらくいてやりました😉←私鬼ですね(笑)
カーテンの足元をみれば
こちらの車椅子は見えていたでしょうし
向こうはさぞ恐怖の時間だったことでしょう(笑)
何か言われるかもしれない、
カーテン開けてきたらどうしよう
と、かなり焦っていたとは思います。
本当にそうしてやりたかったんですが
こちらももういい大人なので無言の威圧と恐怖だけ与え
トイレに行き、ナースステーションに事情を説明し
注意してもらい事なきを得ました🙂ふぅ。
でもその後は結局怒りで眠れなくなり
そのまま不眠で朝を迎えるという悲劇😡
まぁ注意して静かになったから
次の夜はもう大丈夫だろうと安心はしましたが。
日中婦長さんが私のところにきて
筆談で
「また部屋変える?
宗教は変わらない。」
と(笑)(笑)(笑)
夜注意してもらったあとは静かになったので
もう大丈夫だと思います😅と伝え
婦長さんが
「またなんかあったらすぐ相談してね!」
と言ってくれました。なんて優しいんだ😭
という第三弾でした。いやーヘビーだった(ノ_<)
そんな寝不足の日から松葉杖練習がスタートしたのですが
術後5日目だったので練習自体はほんの少しだけ。
夕方17時頃、
手術担当の先生が来て
「松葉杖どうでした?」
まぁ久しぶりだったので
少しぎこちないですが
使うことはできました
※昔、右膝の前十字靭帯断裂と半月板損傷で
手術をしたことがあるので松葉杖は使用歴あり。
と伝えると
「松葉杖ができればあとは正直病院にいても
家にいてもどちらも変わらないと僕は思っていて。
リハビリ自体もまだ大した内容じゃなく
術後4週までは今と同じ状態が続くので
家に帰って今と同じように過ごしてもらってもいいかなと。
病院と違って手すりがなかったりで
少し大変だとは思いますが、
そっちの方がリハビリにもなると思いますしね。
早めに退院したいとか希望ありますか?
色んな部屋で結構大変だとも聞いてるので。」
と言われたので
「早く退院してもいいんですか?最短でいつ退院できますか?」
と聞いたら
「2〜3日してからでもいいですし、明日でもいいですし、あまり急だとそれはそれで大変だと思うので。」
「え?明日でもいいんですか?!
退院できるなら明日退院したいです!!!
家族に電話して聞いてみます!」
と即答。
事前に聞いていた説明では
術後最短2週間で退院が目安
と言われていたので
今日術後5日目だよね?早過ぎない?
でもいいんだよね?このスピードは異例じゃない?
私の治癒力というか治りの状態良いってことだよね?
わーいわーい😭😭😭という気持ちになりました✨
※ポジティブ(笑)
家族に電話し、驚かれましたが
もちろん退院してOKとなった旨先生に伝えると
「そしたら退院に向けて準備しましょう。
退院とはいってもまだ術後としては
日が経っていないので家に帰ってもいいように
しっかりとギプスで固定します。
処置室に行きましょうか。」
とナースステーション内の処置室へ。
「退院が早いので、出来るだけ足首を曲げて固定します。
少し痛いですが、頑張りましょう。」
え?また痛いの?やだな〜😔
でもあれほどじゃないはず、頑張ろう!
と覚悟を決めギプスを巻かれました。
たしかにぐいぐいと曲げられ
痛かったですが我慢出来るレベルでした。
ルンルン気分で荷物をまとめ
もうすでに帰る気満々。
翌朝を迎えるのが待ち遠しかったですね。
やっと妖怪の館から脱出できる!!!(笑)
お侍ばあさん
斜めばあさん
宗教ばあさん
こういう歳の取り方はしたくないなと心底思いました。
看護師さん達は良い人ばっかりだったので
急な退院決定は少し寂しいような気もしましたが
やはり家に帰った方が絶対ぐっすり眠れる!!
大変でも頑張って帰ろう!!!
と決意を胸に眠りについたのでした。
退院当日については次の記事で😋
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