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晴耕雨読の日々

今日も朝から雨。
季節が動き始めたのを感じる頃になった。
菜種梅雨・・・という言葉が頭をよぎる。
3月に菜の花が咲くころ続く雨を指す言葉だけれど、
ここは南国、もう菜の花が咲き始めている。

季節の継ぎ目つぎめで雨がふる一時期がある。
6月の梅雨。代表ね^^
9月の長雨。秋雨とか秋霖、すすき梅雨ともいうね。
11月にちょっとぐずつくのは、山茶花梅雨。

気候変動、地球温暖化などではっきりした四季が都会ではぼやけてきているようだけど、この辺りはまだ辛うじて残っている。
雨が嫌いという人がいるけれど、
季節をつなぐために自然が継ぎ目を修復しているようにみえない?

私も働いている頃の雨にはうんざりした。
特に月曜日の朝に土砂降りだったりすると、満員電車を思うだけで、
今日は仮病でも使おうかと、横着な気分になったものだ。

そのたびに、絶対に「晴耕雨読」の日々を送るようになるんだ!
と、ひそかに心に刻んだ望み。
それも都会ではなく田舎で。

紆余曲折を経て今やっとたどり着いた「晴耕雨読の日々」。
回り道を強いられたり、大きな岩山が立ちはだかったり、
大きな流れに押し流され、方向転換も何度かしながら、
実現までに50年もかかってしまった。

今もいろいろな問題はあるけれど、
それでも今が一番幸せと言える幸運に感謝している。
強く願うこと、そして諦めないで望みを持ち続ければ、
いつかどこかの神様が、目にとめて下さるのかもしれない。


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