ケケケの雑記

積極的に立ち止まらせる「フォルケホイスコーレ」と、主体性を尊重する「イエナプラン」

昨日ドライブ中にこの「フォルケホイスコーレ」の話がふと出てきたのでチェック。

デンマーク独自の教育機関であるフォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績がないこと。17歳半以上であれば入学できること。全寮制で、3カ月〜1年ほどの期間、さまざまな学生や先生と寝食をともにしながら学ぶこと。デンマーク国内にある約70校の学校ごとに、政治学、芸術、スポーツ、社会福祉、哲学など、特徴的なコース・科目があり、公教育から独立した私立の学校ながらデンマーク政府が学費の約7割を助成していること
「『情報』は、対話=生きた言葉によって初めて命を持ちます。自分はどう思うのか? なぜそう思うのか? 一人ひとりが自分自身に問いかけ、その思いを共有し、同時に他の人の思いを聞いて、さらに考える。対話を媒体にすることで、情報を知識に変え、学びを深めていくのです」

ぼくはどちらかと言えば、大人の学び場づくりが好きだから、むっちゃ参考になる。「積極的に立ち止まる」ってのは、「ん」との向き合い方にある気がしたなぁ。

それ関連で、10年前大学生だっとき、比較国際教育学のゼミで「イエナプラン」について調べてたけど、これがついに国内でも”公立”で取り入れた学校が立ち上がるらしい、という話を聞いてちょっと感慨深かった。

<イエナプラン教育のキーワード>
●異学年がともに学ぶ「ファミリーグループ」
●自立学習方式の「ブロックアワー」
●教科横断型の「ワールドオリエンテーション」
●「サークル対話」で民主的対話を重視
●「対話」「遊び」「仕事」「催し」の4つの活動リズム

やっぱそんくらい時間ってかかるよねぇ。というのと、イエナプランで大事にしてる「主体性」ってのは、べつに子どもに対してだけのことだけじゃなく、大人にも大事なことだし、そのためにそういう学びの場に関わる人が対話しやすい空気感をつくったり、”Teacher”じゃなくて”Supporter"の役割をどう担えるかってやっぱ重要なことすよね。

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