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たらたらと10:37の現状を。

 ときたま、無性に映像に没入したくなるときがある。理由はわからない。

 最近だと、毎日ちまちまと一話ずつ仮面ライダーアギトを観ているのだけど、二十数分じゃ済まないくらい、数時間休むことなく一気に観てえな、というときが。

 そういう衝動ってのは突然ひょいと顔を出すし、たいていが深夜帯なんである。昨日もそうだった。

 いつも寝るのが1〜2時くらいなんだけど、その時間になってさて寝るか、という段になってから、なぜか火がつく。NHK番組のみうらじゅんの「最後の講義」のせいで制御装置がぶっ壊れた。

 おそらく30分以上の映像を観始めると、「もう30分も数時間も変わらないや」という”毒喰らわば皿まで”状態が生まれる。自分でも思うが、やけにハードルが低い。低すぎるぞ、ほんとに。

 それから、ついに観始めたのがNetflix『全裸監督』だった。これも「とりあえず1話だけでも」という気持ちで再生ボタンをポチったくせに、気がついたら5話も観てしまっていた。opの歓楽街とモザイクの使い方が鮮やかすぎて画面に釘付けだったし、途中、3話の車掌未亡人セックスシーンで図らずもたらーっと涙がこぼれる始末。

 さて、時刻は、明朝4時半。今日は所用があるからと6時起きのはずなのにこの様だ。6時に起きたら畑の水遣りをしてから、外出しなくちゃいけない。もう中途半端になるくらいなら先に水遣りをしとくか、とあれこれしてたら5時である。それから、6時半まで就寝。

 睡眠時間が短いときほど、眠りは浅いのか、はたまた、緊張感が高まってるのか、目覚めははっきりくっきりとしている。寝起きなのに目がギンギン。重ったるしい体のままに、冷たい水で顔を洗い、身支度を整える。そして、駅へと向かう。

 目的地に着いて、1時間ほどで所用を済まし、日差しから逃れるように近くのキンキンに冷えたカフェに入った。とりあえず少しだけ作業したら家に戻ろうか、というあんばいである。

 ただ、その作業をはじめようにも気持ちが上がらないので、ウォーミングアップとしてこの文章を書いてるわけだけど、書けども書けども、頭が温まってる感覚はない(むしろ、終わりどころが見つからずに迷筆してる...)。

 そのくせに、宿題は山積みで、やるべきことはナス牛が帰る頃までには終わらせておきたい現状なもんで、温まってようがなかろうが、無理矢理にでも作業せねばならない。

 大人になっても、いや、大人になってからのほうが宿題って多いもんだな、と苦々しさで頭をいっぱいにしながら、今朝鳥取を発った甥っ子の沖縄までの帰路をちょっぴり案じている。15歳って、子どもと大人の間を行ったり来たり、ほんと揺れる存在だよなぁ。

 てか、なんなんだ。この日記は。

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