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お米の保存について

お米の保存
お米の保存方法はこのマガジンの
はじめの頃にも
記事にしたことがありました。

参考になるかわかりませんが
良かったら読んでください。


今回はお米の保存に関して学んだ
もう少し細かいところを
記事にしようと思います。

カタカナ出てくると
覚えられない!!

けど、
お米も白飯も保存状態って本当に大切。


アミラーゼ

精米されたお米を常温で1ヶ月くらい
保存した場合、

でんぷんを分解する「アミラーゼ」
という酵素の働きがおとろえてしまいます。

すると、でんぷんの分解が充分にできなくなり
炊いたときに甘みが少なくなってしまう。

要するに
お米を常温で放置すると
アミラーゼの働きが衰えて
炊いたときに甘みが減る


保存温度や期間によっても、
食味が変わってしまうことがあるので
基本は使い切れる量を購入することが大切ですね。

春→1ヶ月以内
夏→2週間以内
秋→1ヶ月以内
冬→2ヶ月以内
(目安)


お米の保管場所

理想の温度は5〜10度くらい。
(冷蔵庫の野菜室)

常温で保管したときと比べると
倍以上の期間、美味しさが保てると
言われています。


炊いたご飯(白飯など)の保存方法

白飯は冷めることででんぷんが劣化して
味が落ちてしまいます。
(冷蔵庫保管は劣化が進みます。)

炊いたお米を炊飯器でそのまま保管するのも
味も落ちるし、細菌が繁殖する可能性があるので
おすすめしません。

炊飯器で保管する場合は、
最高でも6時間以内と
聞いたことがありますが
せいぜい2時間以内にしておきたいです。。。


メイラード反応

時間がたって炊飯器を開けると
お米が黄ばんでいたり、味が落ちているのは

アミノ酸と糖が反応することによる
「メイラード反応」がおきている状態と
言われています。


そして

パラチス・セレウス菌

お米にはパラチス・セレウス菌が
ついていることがあります。

この菌は100度以上でも死滅しないので
保温によって繁殖してしまいます。

白飯を保存する場合は
早めにラップに包み、温かいうちに
冷凍庫に入れるがおすすめです。


ちなみに
パラチスセレウス菌
(Bacillus cereus)とは、
土壌や水中に多く存在する細菌の一種。
この菌は食品や調理済みの食品に付着し、
繁殖することができます。

パラチスセレウス菌は、
食中毒の原因となることがあり、

例えば未加熱の米やパスタ、
冷凍食品、缶詰などが
感染源となることが報告されています。

ただし、この菌自体は
食品加工に使用されたり、
特定の製品の発酵に
使われたりすることもあります。


お米の保存も大切だけど、

つい炊飯この中で放置、、とか
冷蔵庫に入れて翌朝に食べよう!なんて

入れてしまいがちな
「白飯の保管」も大切ですね〜。


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