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仕事しやすい人の共通点が見つかった

社会人になってもうすぐ10年くらいになる私。
3社目の会社で働いているのですが、計100名以上の方と働いてきました。社外を含めたら500名くらいになるかも。

一応、マネージャーとしてマネジメントも経験して、割と若手から経営層に近い方まで幅広く関わった中で、働きやすい人の共通点が見つかったのでここに書いておこうと思います。(ので、どの層にもあてはまりそうな共通点を考えました)

一介の社会人の一意見ではありますが、誰かの何かの参考になったり、自信に繋がればいいなと思います。

一緒に働いていて、仕事しやすいなと感じる人の共通点ベスト3

第3位 意思をもって仕事をしている人

意思をもって仕事をするということがどういうことかいうと…うーん、なんていうとわかりやすいかな。

例えば、意思を持っている人が言わないセリフ「前からそうだから」
前からそうだからなんだっていう。前からそうだったら間違ったことでも継続するのか?
このセリフが聞こえると私の中で闘いのゴングが鳴り響きます。笑

前からそうであることはイコールもっと良い方法を考えない理由にはならないと思うのです。

つまり、意思を持って仕事をしている人は、自分が作業していることが何に繋がっていて、なぜしなければいけないのかをいちいち考えています。そういう人との会話では新しい発想が生まれたり、利害が一致することが多いです。

言われたことだけ言われた通りにやった結果、すごく効率が悪い作業をすることになったり、何か大きな問題が発生することだってあります。

まずは、言われたことを言われた通りにやってみることが大事ですが、続ける中でなぜそれをやらなければならないのかをじっくり考えてみてほしいです。言われたからという理由で考えずにやっている仕事なら、ロボットの方が正確に出来ますので。。

これは人によって評価がわかれると思いますが、私は定型的な作業であれば、残業して心配させられるより、ロボットにやらせてサボっている人の方がよっぽど働きやすかったです。

管理職の方で働きやすい人も、やはり組織をどうしていきたいか、意思を持っている方々だったという気がします。そういう人も、同じくwhyの質問に対して、決して、「上司から言われたから」とは言いません。(戦略的にその理由を使うことはあるかもしれませんが)組織をどうしたいか明確にあるので、どんな相談にもブレずに回答しますし、そういう人は信頼できます。

あとはこれは余談ですが、、開催した会議をまわさない人も苦手なタイプでした。自分で設定した会議は自分でまわすか、明確にファシリテーターを指名してください。(切実)あなたが開いた会議を人に任せないで、何をするのか意思をもってください。(もはや、何もしないという意思をもっているとも言えるのかも…)


第2位 長期的な目線を持っている人

次になかなかこれもわかりづらいのですが、長期的に改善していくという目線を持っている人とはスムーズに仕事ができていた気がしています。

というのは、短期で垂直に何かを成長させられる人を否定するわけではありません。むしろ尊敬してます。

その上で、そのひとつの施策や企画をショットで考える人ではなく、その連続性というか、そういった施策をさらにブラッシュアップしながら進めていける人と話が合いました。

何かの成功に対して、「成功したー!嬉しいー!」で終わらずに、「成功したー!でもここはもっとよくできるから次はこうしよう」まで振り返ってナレッジを積んでいくことがとても大事だと思うのです。

あとは何かを改善する際に、妥協が必要なことはどうしても起こります。リソースやコストなどその時には理想の状態にできず、足元できることでその場を凌ぐことにはむしろ賛成です。ただ、そのその場凌ぎで満足してしまう人が多いように感じることが多く、計画もその場凌ぎの分だけを考えている人が多かった印象です。足元凌いだあと、理想の状態まで少しずつ進捗させていき、理想の状態まで到達した時の達成感はひとしおです。同じ気持ちで一緒に仕事できた人とはまた仕事したいなあと感じました。

他にも何かの施策や企画を計画した時に、それが失敗した時のリカバリーを考えている人とは安心して仕事ができたように思います。特に大きな計画の場合、失敗してしまうと目標を大きくビハインドするケースが多いので、どう立て直すかのリカバリー案をもっておくことはとても重要です。

大体、うまくいかなかった時にはどう立て直しますか?という質問に「うまくいかないことは考えない」と本気で怒ってくる相手とは仕事がはがどりませんでした。

この点については、私がそんな質問をしてしまうことも原因かもしれません。。(が、計画通り行かないことの方が多いですし、狙った結果が出ないことも大いにあるので、考えておいて損はないはず。)何か気になったことを質問した際に、素直に答えてくれる人とはスムーズに働ける気がしています。その時点で考えていないことが問題なのではなく、考えていなければ今から考えればいいだけなのです。にもかかわらず、「計画に粗があるっていうのか」「テンションを下げるな」という怒り方をされてしまうと、なんのために仕事をしているんだっけ…という気持ちにさせられ(略)


第1位 方法にこだわらない人

なぜか方法にこだわる人っていませんか?結果が同じ、もしくはそれよりよい結果になる方法があると説明しても聞く耳を持ってくれない既存の方法にこだわる人がいて、とても仕事がやりづらかった経験があります。もちろん、何かしらのリスクが伴ったり、明確にその方法でなければいけない理由があればわかりますし、そうじゃなくても一定そういった思考の方がいることは理解しつつ。。

結構、第3位でお話ししたことに当てはまる内容かもしれませんが、そのやり方が完全にベストだと言い切れて言語化できるのであれば、ロボットにやらせたら良いんだと思うのです。言語化できない何かがあるのであれば、言語化できるようにするにはどうしたら良いか改善した方が良いと思うのです。(業務を標準化する上においてなので、1人で仕事をする人にはあてはまらないかもしれません)

語弊を招く表現になるかもしれませんが、こだわるべきはwhyと達成したい目標や目的で、プロセスではないと思います。プロセスは柔軟であるべきだし、継続して変更を重ねるべきものだと思うのです。whyを守ればプロセスが破綻することはないと考えます。

自分自身もやり方を決められてその通り作業するだけではつまらないですし、マネジメントする立場になった際にも基本的には方法はメンバーに任せる(ただ、whyと目的に反することは指摘しますが)ことでメンバー自身が考えたり責任の一端をもつことになり、組織がうまくまわるようになったと感じました。

以上

まとめますと、なぜやるのか、それをすると目的が達成されるのかにフォーカスしてプロセスの改善を続ける、というのが私が仕事で大事にしていることなのです。

そこの価値観が合う人とは仕事しやすいなあと思っています。まる。

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