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春になったね。春は嫌いだ。

春は何かが終わって何かが始まるとき。
始まれば終わるし、終われば始まる。それって生きていればあたりまえで、何も考えなくても良くも悪くもオートマチックに展開されるもの。

仕事も然り、プライベートも然り。
こと仕事に関してはやらざるを得ないしクオリティ上げたいしで、そこに来て1日が24時間なのは変わることがないし、自分のパフォーマンスを向上させるには努力も学習も必要だしで、しかもそれは、健康で生きている限り続けざるを得ないから、立ち止まって何かを考える時間なんてない。
だって、生きるには眠る時間は絶対必要だし。

そういうことを顕著に感じつつ、くるくる動いて仕事をしなくちゃならないのが、「春」【春】『春』〝春〟なんだな。
だから…
春は嫌い。

四季がはっきりしている地域で半世紀以上生きている。
嫌いな春はぼんやりもんやり短いし長い。

春をカラフルに彩るチューリップの潔い可憐さは愛しているけれど、
桜のうすぼんやりした不穏な美しさは認めても愛せない。
だから、春は嫌いだ。
だから、春は怒りたくなる。
忙しいのに、何も思うように進まないせいかもしれないし、
陽気のせいかもしれないし、私の性格が悪いせいかもしれない。

そういえば、今日、アラサー新婚息子に、
「あんたも相当ふつうじゃないよ」と言われて否定できないなと思ったし。
そうよ、そんなふうに多少は冷静に自分を見つめて納得することくらいはできるのよ。ってことは私、けっこうふつうじゃん。

普通の対極にいる人間もどきが国のトップ連として蠢く日本の、原発事故以来狂い続けているのが私にでも手に取るようにわかるご時世の2024年4月3日に生きてる、昼食べそびれたせいで夜食べ過ぎて、絶賛後悔中の還暦越えの怒れるBBAの長いつぶやきでした。

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