僕らはみんな復讐したい
オンラインでカウンセリングとコーチングを行うcotreeさんの下記イベントに参加してきました。
で、今回の参加条件が「noteで感想書くべし!」でしたので、感想書いていきたいと思います。結論、とっても面白かったです!
✳︎イベントの内容を羅列するレポート記事ではありません(それはきっと他の参加者さんがやってくれるはず…!)
僕は仲間を探したかった
僕がイベントに参加した理由はだいたい100個ぐらいあって、1つ目は「cotreeで働いているみなさんとその空気感を知りたい」でした。
もっというと、cotreeで働く方々は何によって繋がっているのか。何をモチベーションに日々頑張っているのか、という点を知りたかったのです。
なぜ知りたかったのか。それは、僕と同じ考えをもっている集団なのではないかと考えたから。これまでの人生で悪意を向けてきた人に対し、復讐したいと思っているのではないか。
と、書くと物騒ですが、ここでいう復讐は「ぶっ飛ばしてぇ!」や「死んでもやり返したる!」というものではありません。
そうではなく、「絶対に同じことをしない」が僕の復讐です。僕は執念深いので「同じことをしない」だけでは満足できず、「人に優しくしたい」「人が傷ついている時にいち早く察知して声をかけたい」と復讐を拡張しています。拡張しすぎた結果、今コーチングスクールに通って、コーチングを学ぶまでになりました。(来年頭に認定コーチになる予定です!)
cotreeさんはオンラインでコーチングを提供している会社。なので僕と同じで、自分が過去に傷ついた原因となったものに対して「優しさ」で復讐したい集団なのではないかと考えました。
僕はイベントに参加して仲間を見つけたかったんです。
cotreeには僧侶がいた
話は逸れますが、僕はこれからの時代、僧侶の評価が上がると考えています。
僧侶:人の心にホイミ(回復呪文)をかけられる人。レベルが上がるとベホマラーという組織全体を回復できる呪文を覚えます。
▲その変の話、↑に書いています
Googleもマネージャーに求める素質で一番重要なのは「良いコーチ」であると明記し、人の感情を丁寧に扱うことへの評価が上がってきているなと感じています。
話を戻します。
イベントにはcotreeさんのスタッフも含め20人ほど集まりました。その中に一人、僧侶がいました。その人の名は茂木さん。cotreeで働くコーチです。
イベントは「実際にcotreeでコーチングを受けた人の感想をシェア」する会で、登壇者が話す内容も参加者の質問もおのずと「コーチングとは?」になっていきました。
そこで茂木コーチが大活躍されていたのですが、一目見て彼が僧侶であることがわかりました。質問に真摯に答える姿勢、確かなコーチングへの知識、にじみ出るホイミ、まごう事なき僧侶でした。そして茂木コーチのnoteを見つけて、確信が超確信に変わりました。
〜note引用〜
今は、回復とコーチングが、自分の向き合いたいテーマだと考えている。回復もコーチングも、今の自分と向き合えないこと、向き合うことの重要性とその難しさと密接に繋がっていると感じている。
仲間、見つけた!
そう思いました。ただ、同時になんだかしっくりこない感も。
この「しっくりこない感」の原因をずっと考えてました。そしてやっとわかりました。茂木コーチ、また、チームcotree、イベントに参加していた方の復讐のベクトルは他者にではなく、「自分に優しくできなかった過去の自分」に向いているのです。
新卒で入った会社で「嫌い」とマネージャーに言われアイスコーヒーしか飲めなくなってしまったこと。酔った上司から「お前はクズだな」と毎晩のように電話口で告げられベッドの上で朝を恨んだこと。そういった人に「同じことは絶対に他者にしない」と誓い、他者へ優しくすることこそが僕の復讐でした。
でも、本当に望んでいるのは、当時苦しんでいた自分を抱きしめ「辛いときは辛いと表現していいんだよ」と言ってあげることなのではないか。そのために「優しく」あろうとしたのではないか。
もう過ぎ去った人たちのために「優しく」あるのはやめて、深夜3時布団にくるまった過去の自分のために「優しく」なろう。きっとそれこそが正しい「復讐」のはず。
過去の自分に向けた復讐は、いずれ自我を失い、残るのは真に優しくなった自分だけになる。そうなるために、あの場にいた人は過去の「自分に優しくできなかった自分」に「優しさ」で復讐をするに違いない。
僕らはみんな復讐したい。
残りの99個はまたの機会に。
記事にスキをもらえると、スキになります。