平行線の空、地平線の旅人。

画像1 おはよう。と私が言うと、おやすみなさいとあなたは言う。
画像2 同じ月を見ているのに、あなたは今から緩い顔で1日を振り返る。私は眠い顔で漆黒の闇にダイブする。
画像3 同じ太陽なのに、私の太陽は優しく温かい。あなたの太陽は強く鮮やかな光を放つ。あなたは自転車で地平線の旅に出かけた。同じ空、同じ太陽、同じ月。それなのに交わる事はない平行線のタイムライン。方杖をつきながら、あなたの帰りを指折り数えていることは、今この季節がまたやってきたら話しましょう。

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