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とある休日のはなし

目が覚めたら身に覚えのない天井。

また飲み過ぎてしまった。
ついこの間27歳を迎えたというのに恥ずかしい話だ。

後悔しても仕方ないので、重い頭を抱えながら足早にビジネスホテルを出た。(反省しなさい)

喉がカラカラなのでコンビニでペットボトルの水を買った。秒で飲み干した。頭が痛い。

このまま帰宅したらもったいないほどの快晴だったので、せっかくの休日に都会(福岡市)にいるんだし、散策して帰ろうと思った。

まずは前から行ってみたかった『ほうじ茶屋tumugu』さん。
ビジホから30分歩いたが、意外に歩くのが辛くなかった。(日本酒は翌日残りにくい体質)

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到着。既におしゃれな雰囲気が漂っている。


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店内にはたくさんの種類のほうじ茶がずらり。想像以上のレパートリーの多さ。これは迷う。

親切な店員さんが説明&試飲をくださり、自分好みのフレーバーを選ぶことができた。(スパイシーほうじ茶・ルイボスほうじ茶・ハーブほうじ茶をチョイス)

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店内ではレモングラスほうじ茶をいただきました。飲んだ翌日の体にしみます。すっきりさっぱりのお味で最高。

次回は胃が正常なときにほうじ茶ソフトを食べたいと思いながらお店を後にした。ごちそうさまでした。

とりあえず駅の方へ歩いて5分、興味深いのれんを発見した。

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この手の隠れ家てきなお店を見つけると入らずにはいられない。

さっそく中に入ると誰も居なかった。
もしかしたらcloseだったかもと思い外を見たらどう見てもopenだ。

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しばらく店内をキョロキョロしていると薄いカーテンの仕切りの奥から男性が出てきた。けっこうびっくりした。

話てみると普通にやさしいお兄さんでした。

ついさっきレモングラスほうじ茶を飲んだばかりだったので、ここでは豆を購入しようと思ったが残念ながら豆は売り切れていた。

店内用の豆はあるとのことで、アイスコーヒーとクッキーを注文。

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驚くほど美味しかった。雑味がない。コロンビアの豆で酸味がありすっきりとした味で、二日酔いの体が求めていた味でした。

誰もいない店内でゆっくりといただきました。

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帰り際にコーヒーの美味しい淹れ方についてあれこれ質問をさせていただくと、親切丁寧どころかかなりマニアックな話までご教示いただいた。(フィルター紙の素材によって味が変わるとか、細かいお湯の温度などなど)

コーヒーには詳しくないけれど、このお兄さんがめちゃくちゃ凄い人ということはわかった。それとコーヒーとお茶は似ているなと思った。

この辺りに一人暮らしをして通いたいレベルで、私好みのお店でした。ごちそうさまでした。

さらに駅の方へ歩いて行くと、また私のセンサーが反応した。

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おいしそうな予感がする看板に吸い込まれた。

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コンクリートの壁がおしゃれ。

色々買いましたがハード系のパンがおすすめです。次回は胃が正常なときにバターたっぷり系のパンを食べたい。

ここ平尾はパン屋さんの激戦区らしいですね。頑張っていただきたい。(何様...)

これにて私の散策は終了したのですが、この後充電が切れて大変な思いをしました。。

自分の無力さを痛感したと同時にスマホがないからこそ見える景色もあるんだなと、ちょっといい経験だったかもしれない。


end.

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