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「ピュア」という愛の小説があった

今年の春、生まれて初めて「SFマガジン」を買った。
小野美由紀さんの小説「ピュア」が読みたかったのだ。

※noteでなんとも太っ腹に全編無料公開もされている。(長文は読まれないというwebの定説がある中、2万5千字もありながら瞬く間にバズり今年多くの人に読まれた作品でもある)


平成最後に読んで、令和最初に読み返したのがこの作品だった。

読み終わって、「すごかった」と「愛だ」しか言えなくなった。
心が震えすぎると、人って語彙力失調症になるんだね。たまらなった。

感想というか、感じたことを書き残しておきたいと思いながら言語化するまえの体感を味わっていたくて、ふさわしい言葉にするのに寝かせる時間が欲しくてそっとしていたらもう2019年が終わりそうだ。
せめてその事実の記録を...とこのnoteに残しておくことにした。

単行本化が待ち遠しい。



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