新しい待ち合わせ
「それじゃ、このURLで待ち合わせね」
最近気に入っている言葉。
zoomのURLを送るときなんかに使っている。
今年は気軽に誰かとお茶したり出かけたりするのが難しくなってしまったけれど、zoomやオンラインイベントが直接会うことの代替じゃなくて、距離や生活サイクルの事情でなかなか会えなかった(だけど会いたかった)相手と結びつけてくれる新たな場になっているときは、この空間があってよかったなと思う。
コロナ以前も、体調がどん底だった時期は外出自体がいちいち真剣勝負だったり(玉砕して帰ってきたり)、回復してきてからも体力に自信がなくて諦めたお出かけもあったから、なおのことありがたさを感じてもいるのかもしれない。
そして、素直に、あまり気兼ねすることなく「会いたい」と口にできるようになった気がしていて、そんな変化が嬉しい。
でも「画面越しに通話しましょう」じゃあ、味気ない。
お気に入りのお茶やお菓子を用意して、リラックスしながら待ち合わせしているのだと思うと、やることは変わってないのになんだかちょっと特別な気持ちになって浮かれるのは私だけだろうか。
昨晩、趣味の創作合宿でご一緒した方が2年ぶりに連絡をくれて、近々オンラインで待ち合わせすることになった。1日の終わりにいいことがあると、幸せな1日だったなと眠りにつける。
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昨日、友人であり映像関連の相談で大変お世話になっている動画ディレクターの家子史穂さんの新刊が発売された。
タイトルは、「1億人のWeb会議・動画配信」
「リモートだからできること」で、新たな価値を生み出していこうという前向きな本。初心者がオンラインツールを使う際の丁寧な指南書であり(配信準備のチェックリストまで付いてる!!)、また企業の応用事例などの詳しい取材がなされていて、知見広がる&痒いところに手を差し伸べてくれる実用書だった。
困ったときの助け舟としてページをめくったり、新しい企画を考えるときの補助線としたりと、折りに触れてお世話になる相棒本となりそうな予感がしている。
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