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本を読んで、気に入った文章を抜粋してお伝えしたい。#9

 今日で最終章となります。横田真由子さんの「本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる」より、好きな文章を、好きなだけ。今日がこの本については最後になるので、語らせて。

 チャプター9で好きだなと思った文章はこちら。


・際限なくモノを手に入れても、本当に満足することはない
・モノと向き合うことは、自分と向き合うこと。
・「成功」には、順位があるかもしれませんが、「幸福」に順位はない
・「幸福の定義」は人それぞれ
・人は、なくしたときに初めて気づくことが多いものだ
・「足るを知る」とは、あきらめることではなく、明らかにすること。
・安らぎをもたらしてくれるのは、「日々の小さな光を拾う心」
・「満ちる」は内側から自ら膨らんでいって、じわじわと充実していくような感覚
・心の小さなススペースさえ満ちていれば幸せだな
・小さなスペースに入れるものを厳選していけば、ご機嫌でいられる
・モノだけでなく質の良い睡眠や信頼できる人たちとの交流、そしてワクワクする体験や経験など
・迷うことがあれば、正しさよりワクワクする方を選びたい。
・常温のような暮らしの中の小さな喜び

 モノが多い方が幸せであるという考え方ではなく、自分の中の、小さなスペースに、本当に自分が好きなものや安らぐもの、ホッとするものを入れていけばそれが幸福なんじゃないかと。
 いいですよね、この、全部が全部幸せじゃなきゃいけないというわけじゃないということ。
 一人一人の「幸福の定義」があって、そこが満たされれば良いのよ。本当に。そう。

 で、ここで、私がお気に入りなのが、正しさよりワクワクする方を選びたいっていう文章。
 今までの私の生き方は、常に正しいとか正解とか、そっちばかり選んでいて、というか、選ばないといけないって勝手に思い込んでいたのね。
 それは、今までの実家での教育方針がそうだったから。大人になった今でも「ちゃんとしなくちゃいけない」「真面目にしないといけない」っていう考え方がずっと頭にあるのよ。

 でも今病気になって、自分と向き合う時間がたっぷりとれて、少しづつだけど、やっとこの呪縛から解き放たれそうなの。
 だから、この文章を読んで、「あっ、そんな選択をしても良いんだ」って気持ちになれた。

 自分で自分の考え方とか、それまでの常識を新しくし直すって結構難しいから、まだ完全にラフに考えられるようになったって訳じゃないんだけど、この本を読んだおかげで、確実に私の選択肢は広がった。

 これだけ好きな文章にたくさん出会えて、自分の心に余白を生まれさせるきっかけをくれて、私はこの「本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる」を読むことができて心から良かったなと思う。というか、本当に良かった。現在進行形で、良かったを継続してます。

 これを機に、横田真由子さんの著書をもっと読みたいですし、もっと自分が好きな文章や考え方を、こうしてブログに書いていきたいなと思いました。

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