見出し画像

【効果的なのどっち?】水うがいvsうがい薬【うがい薬は良くない?】

こんにちは。菜食トレーニーおまめです!

今回は皆さんも1度は使ったことのあるうがい薬について触れていこうと思います。

うがい薬とは、主にポビドンヨードという成分が含まれていて各種の細菌、ウイルスなど広範囲の微生物に対して迅速な殺菌・消毒効果があり、扁桃炎など喉の炎症や口内炎、抜歯あとの傷などの口の中の炎症を鎮めたり感染予防に効果的だとされている。

皆さん、結構無意識にうがい薬使ってないですか?私も以前はなんとなく、うがい薬を使っていれば風邪ひきにくいであろうと思っていました。。しかしうがい薬をなんとなく使わなくなって思ったんです、「あれ、うがい薬って必要?水うがいで良くない?」って。

私と同じく、何となく使っている方は多くいるのではないでしょうか。よく考えてみると水うがいでは細菌を取り除いたり、ウイルス感染予防にはならないのでしょうか、、?面白いですよね。。果たしてうがい薬は必要なのでしょうか????、、

そこで今回は「うがい薬と水うがいは実際どちらの方が効果的なのか?
といった疑問に答えます!

今回も論文や研究報告を参考にして書かせていただいてます。興味がある方は参考研究としてURLも貼っておくので見てみてください。
それでは解説をしていきます!

↓本文はこちら↓

■うがい薬vs水うがい~効果的なのはどっちなの?~

結論から言うと、水うがいが1番感染症や呼吸器感染を防ぐのに効果的です!!

なぜうがい薬が効果的ではないのか?

人間の口の中には微生物が多く存在し、もちろん口臭の原因となる微生物もいますが身体機能に不可欠な微生物もいます。特にうがい薬にはポビドンヨードという抗菌作用の成分が含まれていて、ポビドンヨードを含むうがい薬を使用したうがいはほとんどが口の中の細菌を殺す為のモノになってしまい身体機能に不可欠な微生物も殺してしまうのです。。。

身体機能に必要不可欠な細菌まで殺してしまうため身体の正常な機能を妨げる可能性があり、うがい薬は長期的には害を及ばす可能性があると言われています。。。

最近の研究でもうがい薬の欠点が見つかっており、頻繁なうがい薬の使用者は3年以内に糖尿病を発症したり危険な血糖値の急上昇を起こすリスクが55%高いことがわかっています。

もちろんなかには、うがい薬が効果的という研究もあります。

①口の中の微生物は身体が機能するために必要な化学物質を形成し、これらは血圧やインスリンなどの機能を調整する役割があるため1日2回以上のうがい薬の使用は有益な化学物質レベルを90%減少させる可能性があると研究でわかっている。
②ポビドンヨードうがい薬を1日4回以上使用してうがいをするのを数か月~2年以上まで実施した結果では慢性呼吸器感染症の発生率はうがい薬の使用前と比べると優位に減少し、インフル菌による感染症は50%減少したと報告されている。結果的に慢性呼吸器感染症の発生率を大幅に減少させるのに効果的だとされている。

こういった、うがい薬が効果的だという研究はいくつかありますがそれよりもリスクやデメリットの方が大きいですよね。。実は抗菌作用のあるうがい薬よりも水のほうが効果的だと研究でわかっているんです!!

ただの水のほうが抗菌作用を含むうがい薬より優れているって驚きですよね。驚きの水うがいについての研究を紹介致します!

■水うがいに隠された効果

実はうがい薬よりも水でのうがいの方が効果的ということがわかっており、研究では水うがいとポビドンヨードうがいではどちらも慢性呼吸器感染症を防ぐには効果的だったがより単純な水うがいのほうが効果的だったと分かっています。

他にも、京都大学健康科学センターの川村孝教授らが2005年に発表した論文では「水うがい群」「うがい薬群」「うがいをしない群」の3つのグループに分けて研究したところ、水うがい群が最も風邪を引きにくいことがわかっっていて他の群に比べると4割ほど低いと報告されています。

この研究からもわかりますが、わざわざうがい薬を使わないでも水うがいで十分殺菌・消毒効果があり、ウイルス感染予防は可能です!!

■まとめ

①水うがいが1番感染症や風邪を防ぐのに効果的。
②うがい薬の長期・継続利用は身体が機能するために働いている微生物を殺菌してしまうためリスクが高い。
③多くの研究でうがい薬も風邪予防などには効果的だとあるが、うがい薬よりも水うがいのほうが予防には適しているとわかっている。

今の時期は特に皆さん気を付けてうがいをしていると思いますので、現在うがい薬を使用している方は水うがいに変更するのを検討してみてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はうがい薬について紹介しましたが、こういった身体にいいと思って使っていたものが実は身体に悪影響を与えているものは数多く存在します。

今後も多くの人の健康の為に情報を発信していきたいと思います!!

もし、この記事が良かったと思っていただけたら「スキ」、「フォロー」をよろしくお願いいたします。それではまた次回!!

↓参考記事はこちら↓

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16242593/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12011518/
https://serai.jp/health/336203
https://weathernews.jp/s/topics/201901/240225/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?