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2021年展覧会まとめ

久しぶりのnote投稿。個人的に数年前からFacebookで投稿していた年末の展覧会、展示まとめをnoteで書いてみます。


【2021年展覧会まとめ】

今年も海外の美術館に行くことが出来なかったコロナ禍の2021年。
東京中心でも十分楽しめて、振り返ると現代アートからデザイン、建築まで幅広くみることが出来た1年。無事に東京オリンピックが開催されて、国立競技場に近いワタリウムが主催するパブリックアートのイベントも楽しかった。

遠出としては夏に日帰り長野。今年オープンした長野県立美術館はmameの展示で訪れましたが恒久作品の「霧の彫刻」も含めて楽しめたり。

あと今年も2件解体・閉館が決まった昭和の建築を観に行きました。銀座の中銀カプセルタワービルと熱海のホテルニューアカオ。今後も日本のこういった建物は存続が難しく無くなってゆく運命と思われるので「いつか行きたい」建築には時間みつけて訪問していきたい。どの分野でも「推しは推せる時に推せ」は当てはまる。

【企画展ベスト3】

  • 和田誠展(東京オペラシティギャラリー)

  • 石岡瑛子「血が、汗が、涙がデザインできるか」(東京都現代美術館)

  • 横尾忠則「GENKYO」(東京都現代美術館)

自分に馴染みがある大御所クリエーターの回顧展が多い年だった。
横尾さんはまだ現役ですがご本人のTwitterでは「冥土の土産の見納め展」と表現し、大規模個展は生涯最後とのことで世界中から自分の作品を集めていました。

晩年までご活躍されている3者に共通しているのは生涯で作った圧倒的な作品数、晩年まで燃え尽きない情熱とエネルギー。
また1つの仕事に留まらずいろんな分野で活躍されたこと。見ていて元気になるというより圧倒的すぎてエネルギー吸われる感じすらした・・・笑

まだ自分はアラフォーなのでキャリアはまだまだ続く。人生100年時代、いつまでも情熱を絶やさず真剣に仕事に向かっていけるかどうか、その覚悟が自分にはあるのか。このお三方の展示で考えさせられる機会にもなったので選出させていただきました。

【訪れた展覧会・展示】

1月
・1/16 石岡瑛子「血が、汗が、涙がデザインできるか」(東京都現代美術館)
・1/16 石岡瑛子「デザインはサバイブできるか」(ggg)
2月
・2/13 中山エリカ展「JOY in Architecture」(TOTOギャラリー間)
・2/13 佐藤可士和展(国立新美術館)
3月
・3/6 中銀カプセルタワー見学会
・3/26 ルイヴィトン&(jing)
・3/27 2人のアアルト(世田谷美術館)
4月
・4/3 ライゾマティクス_マルティプレックス(東京都現代美術館)
・4/16 市原湖畔美術館
5月
・5/8 友人個展
・5/29 友人個展
6月
・6/6 特別展 「国宝 鳥獣戯画のすべて」(東京国立博物館・平成館)
・6/18 横須賀美術館
7月
・7/6 目「ただの世界」(SCAI THE BATHHOUSE)
・7/6 イサム・ノグチ「発見の道」(東京都美術館)
・7/11 パビリオン・トウキョウ2021(ワタリウム美術館、ビクタースタジオ前、他)
・7/24 mame kurogouchi「10 Mame Kurogouchi」(長野県立美術館)
・7/25 パビリオン・トウキョウ2021(高輪駅、浜離宮、他)
8月
・8/27 水の波紋2021(渋谷区、神宮前周辺)
9月
・9/19 丹下健三「1938-1970 戦前からオリンピック・万博まで」(国立近現代建築資料館)
・9/19 友人グループ展(MountTokyo)
・9/25 隈研吾 新しい公共(東京国立近代美術館)
10月
・10/10 横尾忠則「GENKYO」(東京都現代美術館)
・10/23 葛西薫「NOSTALGIA」(ggg)
11月
・11/5 ロニ・ホーン「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」(ポーラ美術館)
・11/17 GOOD DESIGN SHOW 2021(東京ミッドタウン)
・11/17 妹島和世+西沢立衛 / SANAA展「環境と建築」(TOTOギャラリー間)
・11/21 クレマチスの丘
12月
・12/4 和田誠(東京オペラシティギャラリー)
・12/10 Standing Ovation / 四肢の向かう先(ホテルニューアカオ)
・12/28 大ネオン展(東京タワーギャラリー)

また2022年も楽しい展覧会に出会えますように。

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