見出し画像

第3章「いろいろな重さ」|スカラムッツァの足跡をたどって第2巻

こんにちは。音楽で人と世界をつなぐ!ピアニストの岡田真季です。


アルゲリッチが幼少期にアルゼンチンで習っていた、名ピアノ教師 スカラムッツァの教えを、孫弟子にあたるマリー=クリスティーヌ・カルヴェ氏が書いた著作「スカラムッツァの足跡をたどって」。ご本人の許可を得て岡田真季が日本語訳でお届けしています。

無料メルマガに登録すると、毎月1日と15日に最新が送られてきます。
登録はこちらから


第1巻の記事はマガジンにまとめてありますので、ぜひ順番に読んでみてくださいね!(本の中でも、順番がとても大事!と書かれています😊)

https://note.com/omakimaki/m/m35abe69129a2

⚠️ 第2巻からはnoteでは有料マガジンになります。メルマガではずっと無料で配信するつもりですので、まだの方はお早めにご登録をオススメします😊


第2巻 第3章 「いろいろな重さ」

…の前に、第2章「重力、それとも無重力?」のまとめ

それは何?重力は身体の重さに相当する。
      無重力とは重力に対処し、重力を有効に使うこと。
・なぜ?健全なテクニックを習得するため。
・どうやって?弾く前に、手順を踏んで姿勢を整えながら。
・できるよ!すべてのピアノのテクニックは、弾く以前の姿勢次第であること。

いろいろな重さ、それは何?

前の章でやった「支えの姿勢」を覚えているかな?

姿勢を自分でコントロールできるようになったら、この章ではきみの腕の重さを楽に操る方法を教えようね。ゆったりリラックスして、すべての腕の重みが鍵盤に置かれるように… というのは1巻で学んだことだったね。でも今日知って欲しいのは、いつも必ずすべての重み…もしくはいつも同じ重みをのせる義務はない、ってことさ!

ここから先は

3,815字 / 5画像

¥ 500

最後までお読みくださり、ありがとうございます! スキ、コメントなど頂けましたら励みになります。サポートは楽譜購入、付き人活動など、ますますの学びに使わせて頂きます。 これからも気に入って頂ける記事をお届けできるよう、がんばります!