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マイナス思考戦略

嫌なこと、想定外なことが起こると
脳内は、コルチゾールという物質を放出させる。
コルチゾールとは、別名ストレスホルモンと呼ばれ
苦痛やストレスがかかると脳の部位が副腎に指令が出て、
コルチゾールというホルモン物質が放出される。
「問題発生、速やかに対処せよ」と海馬に指令がくる。

海馬には、過去の記憶や五感情報が保存されている部位で
ストレス反応を管理している。
しかし、過去の記憶に問題を対処するための情報がないと
「どうすればいいかわかんねえよ!」となると
さらにコルチゾールが大量に放出され
ストレスまみれになる。
問題に対処できないと、きっとこう思うだろう。
「何もできなかった」
「私はダメな人間だ。才能ないかも?」
その記憶は前頭前野に記憶として保存されてしまう。
その結果、失敗を恐れて新しいことにチャレンジしなくなる。
これは、上手くいかない原因である。

しかし、これらの脳の仕組みを調整することで、
元の元気な脳に変えることがわかっている。
それは、慣れである。

海馬を慣らしておくとコルチゾールが放出されても
逆に元気になることがわかっている。

失敗を学びと捉え「面白い、また成長できる」と考えられる。

では、慣れとは?
あらゆることを想定しておく。
想定外のことが起こるから慌ててしまうのだから
想定内にしておくことで
ストレス耐性を強化する。

「なんとなく、こんなことが起こりそうだな」という感覚が生まれたら
回避したいことを洗い出しておく。

【避けたい出来事】
・目標の売上を達成できない→「思い通りにならない」という信じ込み

人は「達成できない」出来事が起こったから、
「思い通りにならない」信じ込みが芽生えたと考えている。

そうではありません。

「思い通りにならない」信じ込みがあるから
「達成できない出来事」が起こる

避けたい出来事の洗い出しは、「こういう信じ込み」を知ることで
先手を打つこと。その信じ込みを壊しておけばいい。
そうすれば、その出来事は起こらない。

避けたいこと・起きてほしくないことを想定内にする。

ビジネスで上手くいかない人ほど、避けたいことを見ないようにしている。
向き合うと不快になるし、苦痛になるからである。
だから売上が伸びないのである。

避けたいことを見ないようにするのではなく、
最終的に「この出来事は喜びや感謝につながるんだ。」と解釈し直す。
すると、自己決定感が生まれ、成功確率が高まる。


748 2024/03/04

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