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ボクは初代ウルトラマン推しですけど…。

昨日になりd払いが使えることに気づき、セブンイレブンで買い物をしましたが、その中に「モノ・マガジン情報号」も含まれます。

「ブームの渦中に贈る決定版特集」としてウルトラマンが巻頭特集で取り上げられていました。

ボクはフォローしてくれているフォロワーさんたちとは違ってウルトラセブンよりもウルトラマン推しなのですが、特集には「ウルトラセブン55周年ULTRA SEVENレジェンドインタビュー」として森次晃嗣さんとのインタビューも掲載されていましたよ。


その部分だけ抜粋しますね。


今年55周年を迎える『ウルトラセブン』ですが、どういったところが愛されていると思われますか?

森次 僕がまず思うのは、脚本の凄さだね。それを演出で魅せ、さらに特撮が入るわけだけど、今のCGの時代とは違う円谷英二さんが監修した、手作りの味が愛されている理由じゃないかな。もちろん、厳密に考えたら、マッハ4で飛ぶウルトラホークが実在したら、劇中のような見え方ではないと思うけど(笑)、それもまた良しだと思うんだよね。それと、僕ら俳優が出ている本編(ドラマ部分)も、今は何もない空間で芝居して、後で合成したりするでしょう。当時は、作戦室から何からきっちりセットを作っていたから、現場の空気感がまるで違う。そういう作品に関わることができたのは、幸せでしたね。


円谷英二さんをはじめ、当時のスタッフの思い出はありますか?

森次 円谷英二さんは、特撮セットで行われた制作発表で会ったのが初めてだったと思う。神戸ロケ(第14&15話「ウルトラ警備隊西へ 前後編」)にも来ていたけど、ちょっと顔を出してすぐ帰られてしまって、あまりお話しした記憶がないんだよね。逆に監督や脚本家とは親しくしていた。特に監督でいうと、一番多く撮った満田?さん。それから、脚本の金城哲夫さんは、現場にもよく顔を出してくれていたから、意外と近しい関係だったよね。


最初に『セブン』の魅力として挙げた「脚本」ですが、どういったところに凄さを感じますか?

森次 こうした作品は、何十年もの先の未来を見つめた映像を、特撮を交えて作るわけでしょう。この中でドラマを描く難しさもあると思うけど、冒険的なことができるんだよね。自噴のイマジネーション次第でどんな世界でも作れる。それがホンヤ(脚本家)としては、惹かれるものがあったんじゃないかな。振り返ると、金城さん以外にも、若槻文三さんや市川森一さんとか、普通のドラマも書いている優秀な脚本家も関わっていたんだよね。ちゃんと書ける人が集まったのも『セブン』の面白さに繋がったと思うね。


ウルトラ警備隊の面々について、共演者としてはどのような印象をお持ちですか?

森次 やっぱり、いい人たちが集まったよね。キリヤマ隊長役の中山昭二さんは新東宝出身の映画俳優だし、フルハシ隊員の毒蝮三太夫…あの頃は石井伊吉と言ってたけど、伊吉さんは子役からキャリアがあるしね。それから、ソガ隊員の阿知波信介さんは僕が通っていたテレビセンターという俳優養成所の先輩だったんですよ。アマギ隊員の古谷(敏)ちゃんは、ウルトラマンに入っていた人ということで、それもひとつの話題だったね。アンヌ隊員のひし美ゆり子さん(当時は菱見百合子)とは、『セブン』の前に『天下の青年』というドラマで共演していて顔見知りだった。お互い新人だったけど、アンヌは東宝に所属していたから、俺なんかより給料がいいんだよ(笑)


制作会社としては、日が浅い当時の円谷プロダクションですが、現場はどういった雰囲気でしたか?

森次 若いスタッフが中心だったよね。スケジュール的にはハードだったから、若い人じゃないと務まらなかったんじゃないかな。ただ、撮影と照明は東宝で映画をやってきた技師さんがきていた。当時は「なんだ、テレビか」「子ども番組か」って時代だったから抵抗があったとは思いますよ。映画を撮ってきた人たちだから、実にいい仕事をしていましたね。


ご自身が変身した姿であるウルトラセブンについては?

森次 初見で「これがそうなんだ!」と驚きがあったね。ウルトラマンな、古谷ちゃんが入っていたから、スマートなイメージだけど、セブンは男らしさがある。そしてデザイン的には無駄な要素が一切ない。そんな中、特長的なのがブーメラン式のアイスラッガーだよね。僕が読んだ企画書には必殺技とは書いてなかったんだよ。きっと誰かが飛ばしたら面白いと思ったんだろうね。


セブンのデザインも含めて、美術全般は成田亨さんが手掛けましたが、ウルトラ警備隊の制服もまた今も人気のあるデザインです。

森次 個人の意見では、ウルトラマンシリーズの制服は、これが一番じゃないかな。『ウルトラマン』の科学特捜隊の制服はオレンジだったけど、シックな色を選んだセンスが素晴らしい。キリヤマ隊員(中山さん)が撮影前に「あのオレンジはやめて欲しい」と言っていたらしいけど、その後の作品では、オレンジが多いでしょう。僕が隊長として出演した『ウルトラマンレオ』のMACの隊員服もオレンジで「なんだよ、またオレンジじゃん」と思ったよ。


ウルトラ警備隊の装備品のひとつである、ビデオシーバーはまるでスマートウォッチを予見していたかのようなアイテムですね。

森次 いや、これは驚きましたよ。本人たちは何もないところてま、さも相手がいるように芝居して、後で映像をハメ込んでいたんだからね。今、惜しいなと思っているのが、作戦室の電話がコードレスじゃない(笑)。これだけは誰も気づかなかったんだろうね。ビデオシーンは革新的だったと思いますよ。


怪獣や宇宙人で印象的なものを挙げるとしたらいかがですか?

森次 本編と特撮は別々に撮影しているから、どんな怪獣と戦っているか分からないまま芝居することが多かったけど、エレキング(第3話「湖の秘密」)はよく覚えているよ。あの時はスクリーンにエレキングを大きく映して、その前で、僕が芝居して撮影するスクリーンプロセスの合成があったからね。「湖の秘密」は最初に撮影した回で、怪獣自体、作品を通して見るのが初めてで新鮮だったし、エレキングは素直にカッコいいと思った。そらから『セブン』といえば宇宙人だよね。ペガッサ星人(第6話「ダークゾーン」)、メトロン星人(第8話「狙われた街」)は、実際に本編の撮影で対面していたかは、印象深いね。現場では、助監督が宇宙人のセリフを言って、後でアフレコするわけだけど、そういうのは慣れだよね。


印象的なエピソードを上げるとすればいかがでしょうか?

やっぱり一番は「超兵器R1号」(第26話)だね。「値を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」はすごいセリフだと思いますよ。あとは「第四惑星の悪夢」(第43話)。ソガと一緒に不時着した惑星では、人間がロボットの奴隷になっていて、これは演じる側としても衝撃的だった。それから、人間より先に地球に先住民族がいたという「ノンマルトの使者」(第42話)。話が完結せずに謎が残り、そこがまた考えさせられる。金城さんの傑作なよね。そしてダンとアンヌの思いが繋がる最終回(第49話「史上最大の侵略 後編」)。これは何度観ても胸に迫ると思うし、時が流れて今見返しても感動できる結末になっている。たからこそ『セブン』は愛され続けていると思ね。


…このあとの部分は、すこし割愛しましたが、このような内容が掲載されていましたし、それ以外にも『ウルトラマンダイナ25周年スペシャルインタビュー』として「つるの剛士」さんとのインタビュー記事や『ウルトラマン雑学事典』として「ウルトラ兄弟」のことやなどが、「これでもか」というくらい掲載されていますよ。

ちなみにボクがウルトラマン推しな理由は地球を守るため結成された組織の中で「科学特捜隊」が1番多くの怪獣を倒しているという実績があるからと、隊員のキャラが立っているからなのです。

ウルトラセブンの話の中で好きなのは「ノンマルトの使者」と『クレイジーゴン』が登場して自動車を食べまくる話と「松坂慶子」さんのからだの中にウルトラセブンかま侵入して『ダリ』を倒す話などです。

また、コンビニエンスストアなどで売られているハズですので、欲しいと思った人は買いに行くのをお勧めします。


ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。