それぞれの想い!

週刊少年ジャンプに掲載されていて、フジテレビ系列ではアニメ化もされて大人気だった『幽☆遊☆白書』が実写化されることになったと、昨日になり初めて聴いたのですが…

高橋ひろさん、最高!

ボクだけではないと思うのだけど、漫画が原作の作品をアニメ化することには「細心の注意を払って」担当する声優選びをしてほしいと考えるのです。

原作を読んだファンの期待を裏切らないためにも、多くの視聴者が「この声なら!」と納得まではいかなくても許せる程度の選択(声優選びに)をしてもらいたいと思うのです。

日本のアニメが世界でも認められているのは、ストーリーやキャラ設定・背景などの映像、それから場面により選ばれるBGMなどの音響などを認められているであり、声優についての評価については「さほど関係がない」と分析します。

(声優さんの演技により、評価が一段とよくなることならありますけどね。)

ボクたちのように昔からアニメファンを続けてきた者に本音を言わせてもらうと、声優が歌手まがいに歌を歌い、それを話題にしてまで声優を良い評価してもらおうとすることは止めてもらいたいのです。

若者の中には資本主義の仕組みを理解しないからか、アニメなどを視ることにより感化されて声優の仕事に憧れを抱く者や声優を目指す者も現れるけれど、それは一昔前のアイドルに憧れた現象を声優に置きかえただけのことでしかないと、ボクには思えるのです。

ボクと同年齢の有名声優さんには、(故)「藤原啓治」さん「篠原恵美」さん「高山みなみ」さん「折笠愛」さん「深見梨加」さん「かないみか」さんなどがおられますが「若手の声優さんが持て囃される」現在はアニメ関連のラジオ番組に登場するのは「声優事務所がより人気を不動のものにしたいと考える」から若手の声優起用がメインでしかなくそこらへんを考えると、現在のゲーム業界のように「お先真っ暗」な未来へと驀進しているようにしかボクの目には写らないのであります。

同年代やそれ以前、もしくはその頃にデビューした声優さんたちは、創世記を声優として開拓してきた人たちから影響を受けたから、現在の声優志願者のような甘い考えで憧れるのではなかったのだと思えるのです。

たしかにアニメの評価は視聴者によるものが、大きく収入に影響するけれど、作品の出来は声優の実力も関係してくるものだと、ボクは考えています。

アニメについての考え方が、そのまま実写化することにも言えると考えますから、実写化する前から不安でたまらないのですよ、本当にね。

原作者の「冨樫義博」さんがどのような考えで実写化を許可したのかは不明ですが、ファンのことを真剣に考えるのなら実写化は絶対にしないでもらいたかったのでです。

人間には慣れるという能力がありますよね。

ボクはアニメ『幽☆遊☆白書』の声優の配役に対しても不満がありましたが、1番の問題にしていた「蔵馬」役の「篠原恵美」さんが当たり役となる『新世紀エヴァンゲリオン』での「碇シンジ」を演じた時には、声優として大きく成長がみられたので『幽☆遊☆白書』での声の演技は帳消しにしますが『幽☆遊☆白書』には汚点を残したと考えていますからね。

蔵馬の声のはボクにはもっと低い声のように思えたから配役に問題が…なのかもです。

碇シンジの声の演技は納得のいくものに感じましたよ。


先ほど「人には慣れるという能力がある」と書きましたが、ある程度の声の演技ができれば人の慣れる能力により『その役=その声優』となるのです。

でも原作に対する想いが強い者にとっては、その能力さえ働かない場合があるのだと、ボクは考えるのです。


ファンが多い作品の実写映画化についてのボクの意見はこんな感じですけど、少しは共感していただけましたでしょうか?

アニメ界の未来を案じての辛口すぎる意見でしたが、楽しんでいただけたのなら幸いです。


それでは、失礼します。

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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。