「ひとり上手」とよばないで・・・
ボクの好きな曲に「ひとり上手」という歌がある。
少し前までの自分が置かれた情況、それは完全に「ひとり」であった。
母が亡くなり、父が入院。
引越し先でも、引っ越す前と同じように、嫌がらせを受けていたし・・・
生活するためには「お金」が要る。
ボクの収入は障害年金(月に6万足らず)しかない。
父と暮らしていた頃は、父の収入もあったから何とかなった。
が、引越しの話を持ちかけられた。
家は持ち家だったが、土地を借りていて地代を払っていた。
地主さん側から、立ち退いてくれといわれた。
それに賛成して準備をしていたら父が熱中症で倒れた。
頚椎を損傷、両手・両足を自分の意思で動かせなくなり、入院した。
・・・昨年8月の頃の出来事だ。
9月27日に、ボクは引越し先へと転居した。
それからのことは、全部自分でやるしかなかった。
父の入院してる病院までの距離が遠いので、父を転院させた。
が、そこで父は「病院の人たちにいじめられてる」と、
ボクに泣きついたので、また転院させた。
今度は母が亡くなるまで入っていた老人ホームへと・・・
「母がいたところなら」と、ボクは考えたから・・・
父が入院してからボクはまさに「ひとり」になった。
そして住むところが、マンション型の「なんとやら」で、
集団生活を強いられるようになったが、
前に住んでいたところと同じで嫌がらせが始まった。
数少ない友達も去り、知人も連絡して来なくて、
完全に一人で暮らさねばならなくなった。
父が年をとり、最低の人間に変わり果て、
近所、校区の人間に嫌がらせをされ続け、苦しい毎日を送っていたボクも、
引っ越すことで「もしかして人生をやり直せるかも」と期待したが、
引越し先でも要注意人物として取り扱われ、嫌がらせされた。
そして本格的に嫌がらせが始まったが、同時に区役所の人から、
「仕事に就く準備段階として、訓練をしたらどうか?」と、誘いもあった。
自らの収入では生活していけず、生活保護を受けていたから、
その誘いを断れず、訓練に参加した。
(結果数回だけ行って、今は休んでいるが・・・)
訓練をするようになってから、嫌がらせは少なくなった。
いまはほとんど受けていない。
ボクは引越しをして「やっと父の呪縛から逃れられた」と思った。
そして命の洗濯をしていたら、また嫌がらせを受けた。
家の中を覗かれ、いままで以上の嫌がらせも受けた。
昔ボクのことを仕事に就かないからと、
「何で仕事に就かないのに、遊んでいるんだ」とか、
「俺たちは真面目にやってるのに」とか考えて、
嫌がらせをした奴もいるとは思うが、
そいつらは、ボクの障害・父に性格などについては考えず、
自分達に正義のもとに、言いたいことを言い続けただけだろう。
引越し先での嫌がらせも、同じ意思を持った奴らの仕業だろう。
ただ引っ越してきて、就職を斡旋してくれる人がいた。
前のところでは、そんな人は現れなかった。
そういう行動を自治体が取っただけかもしれない。
「おかね」がなければ生きてゆけないから・・・
だが、傷ついていたボクは素直に受け入れられなかった。
体力も・精神力も・根性も・やる気も全て人並み以下になっていたから。
それでも、いまは一応仕事を探している。
区役所の人も、それ以外の人にも信用できる人が出てきたから。
たぶん、いまのテンションが維持できれば、人生をやり直せるだろう。
「ひとり上手」から変われるだろう。
一人が好きだったわけではなく、「かまってちゃん」だったのだから。
一つ言わせてもらいたいことがある。
他人を平気で傷つける奴がいる。
そいつは「自分が間違っていた」と気付いてもフォローできないと思うが、
それは、自分に嘘をついているのと同じだ。
決して忘れるな・・・
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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。