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システマ的トラウマの乗り越え方

ここ最近手前味噌だが、身体の痛みは条件付きでそこそこ何とかなるようになったが、メンタルがやられてトラウマになった場合は何とか出来ないものかとずっと悩んでいた。

そしてシステマにはそんな力がある筈だと思った中での集中講義「トラウマケア」

果たしてシステマではトラウマをどの様に捉え、そして解消していくのか?

めちゃくちゃ興味深いので今回もシステマ創始者であるミカエルに質問してみた。

質問内容は
「人のトラウマを癒すには自分がトラウマを乗り越える必要があるのか」

「トラウマを癒すには何が必要なのか」

そんな問いに対してミカエルの答えはこうだった

「自分のメンタルを癒さないと人のメンタルからくるトラウマは癒せない。」

まずメンタルの問題は考えだす事から始まりだす。メンタルに問題があると先ずは物忘れが多くなると聞いた事があるが、人によっては食欲がなくなったり何も考えられなくなるらしい

そこから次は倦怠感が起きてしまいには「自分など必要ないのでは?」という絶望感に発展するらしい。

身体に感じる反応としては最初は頭が痛くなり次第に鳩尾らへんが痛くなる。そしてだんだん問題を直視するのが辛くなり大抵の場合責任を他人や環境に転化する

「自分は悪くない、あいつが環境が悪い」と

そんな心の変化は何故起こりだすのか?
やはりここでも「プライド」が関わってくるらしい。

「誰も自分の事を理解してくれない」とか
「こんな問題誰にも話せない」とか

自分の中でプライドが高過ぎると上の様な気持ちに堕ちてしまう

何はともあれ自分の理想が高すぎて現実が伴わない時にメンタルが落ち込み破壊されトラウマになってしまうという事だ。

そうならない為に大事な心構えとして例え今は理想と現実か伴わなくともその流れでよい。例え今は出来なくてもよい次は良くなる。上手くいってもいかなくても「次だ次」と人生を楽しめる事ができるかという自分に対する寛容さは必要らしい。

またプライドの高さ故に落ち込む時にこそ魔がさしてくるらしい。

そんな時に酒を飲んだりクスリに走ったりしてしまうと身も心もボロボロになってしまうのでプッシュアップ(腕立て伏せ)で乗り越えようという話は何とも本質を突きつつもシステマらしいなぁと笑

そして自分がトラウマを乗り越えた時その経験を人に伝える事が出来るし人を癒す事が出来ると!

何はともあれまとめると
可能な範囲でプライドを手放す
失敗を楽しめるか
魔がさしてきたらプッシュアップ‼️

という事だ

そこから続く
センスオブデンジャー

女性の危機管理から何故か
「男子は自分の氣持ちに素直になるべきだ。例え
振られても次だ次。」と言わんばかりの恋愛指南に発展したり

ミカエルとダニエルとRyo Onishiさんと北川さんが飲んでいたら横にいたアメリカ人がうるさくプレッシャーをかけてきたのだが仲良くなってしまった話など

これらの話の共通点もプライドと恐怖心をリラックスで解消する事だと個人的には思ったが、この考えは自分の仕事でもめちゃくちゃ役に立つ内容だった。

今回の話はホメオパシーともかなり類似してる部分があったので知れば知るほどシステマは面白過ぎる🤣

それにしてもトラウマや恋愛にまで効く格闘術は世界広しといえどもシステマくらいなのではないだろうか🤔

今回もミカエル、Daniil Ryabko両氏及び北川 貴英さん、通訳のサーシャさん、参加された皆様。素晴らしい学びをありがとうございました😊

確かに同じ様な解決策はあるかもしれないが、戦場でとんでもない経験を乗り越えて来たミカエルが言う内容だからこそ言葉の深さや重み、説得力が凄すぎる!

早速学んだ事を少しずつ日常や仕事に取り入れながら日々精進していきます🙇‍♂️

では皆様も善い1日を👋

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