呼吸を身体に通すワーク

先日のシステマにて同じ部位に触れる際、触る部位だけにフォーカスするのか相手全体、いや相手を含めた周りの環境も含めフォーカスを当てるのかでこちらの視線や姿勢、触れる際の手や身体を入れる角度までが変わってくる。

同じ様な行動でも対象を変えると全然こちらの状態が変わり相手へのアプローチもかわる。

コレは臨床でもめちゃくちゃ大事な話だと個人的にはひしひしと感じる。

例えば膝が痛いという訴えに対し膝ばかりみてると上手く行かない事がある。しかし結果として膝が痛いという事で相手全体を観ていると身体や心の色んなところに問題を抱えてるのが何となく感じ取れる様になってくる。

多分俺のやってる事は他の同業者がみたら❓だと思うしもちろん100発100中とは言わない。しかしこの「何となく感じ取れる力」のお陰で膝が痛いと言われて膝にしか目が行かなかった時よりはそれなりに結果は出るわけだし、この何となく感じ取れる力を養ってくれているのが他ならぬシステマなのである‼️

こないだ数学教師の方と話をしていたのだが、どうやらこの何となく感じ取れる力(数学でいうなら問題に対して解法への当たりが付く能力)は数学にもあるらしい。

呼吸にしても鼻で呼吸したら鼻周りや頭が緊張するけれど呼吸が鼻を通り身体の隅々まで行き渡るイメージを持つと姿勢は整い自然と身体はリラックスする。

コレは「みる」や「きく」も同じで英語で言うならseeとlook 。listenとhearの違いなのかもしれない🤔

この辺の話を聞いていたらRyo Onishiさんから教えて貰った俺自身の癖「目からストレスを溜めやすい」「吸うのが苦手」の理由が少しわかってきた様な氣がする。きっとよく「見て」鼻「で」吸っているのだろう。

この辺を注意していくと中々取れなかった左の目〜頭〜首の緊張が少しずつ取れてきた🤗

何はともあれ日々の仕事でなんとなくやっていた事は「なるほどそういう事だったのか‼️」と大西さん、システマ大阪の皆様。今回もありがとうございました‼️

動画は今回学んだ。身体に呼吸が通りやすくなるワークをちょっとだけ自分がやりやすい形にアレンジしてみました。

他にも素晴らし過ぎる内容がてんこ盛りだったがこのワークが今回の基礎になるのだと個人的には思う。

追伸
練習中腰が痛い方がいたので成り行き上施術させていただく事に。

大体の見取りで6割くらいは何とか改善されるも残りが中々うまくいかない。

しかし大西さんがその方の緊張を中に入れる事でほぼ全快されたのには驚いた‼️

「緊張を中に入れる。」言語にすれば何のこっちゃ⁉️だが笑まだまだみえてない世界があるなぁと🤗

このアプローチをもっとわかりやすく出来ればと思うけど道はまだまだ果てしなく遠い💦が、その分伸び代があると言う事で👋

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