ドイツの診療所で働くことになったキッカケ
ドイツサッカー女子ブンデスリーガのチームでの仕事以外に、週1回診療所でマッサージ師としても働いています。
ドイツで有効な資格を持っていませんが、労働許可も取得して正式に社員として雇用されています。
(飲食業界では会社でも個人でも税金の支払いを抑えるために給料は手渡しで働く人が多い:シュバルツと言われる)
僕はフランクフルト在住ですが、診療所はフランクフルトの州であるヘッセン州でなくバイエルン州にあります。
職場まで車だと片道1時間、電車だと片道2時間以上かかります。
なぜそんな遠い所で働いているのか?
とよく聞かれますが、たまたま受け入れてくれたのがその場所だからです。
ドイツの診療所で働くことになったキッカケ
診療所を見学した時にウチで日本人マッサージとして仕事してみたら?と言われたことです。
その診療所のオーナーは6年間アイントラハト・フランクフルト(長谷部選手が所属するチーム)で理学療法士として勤務していました。
アイントラハト・フランクフルトでの勤務時代には日本人鍼灸師の黒川氏と同僚でした。
そんな縁もあり、留学斡旋会社が日本から来られる医療従事者に対して施設見学ツアーの一環としてそこの診療所に訪れます。
僕も同行し、2回目の見学の時に
「資格のない日本人がブンデスリーガで働くのは難しのいか?」
という質問から仕事の話になりました。
オーナーから「ウチでマッサージ師としてやってみてはどうか。」
という提案がありそう言ってくれるなら是非ということで仕事が決まります。
あとは就労ビザ申請。
日本人にしかできない仕事として申請したかったので、業務は日本式マッサージを名目にしてもらいました。
全ての仕事の勤務時間が週40時間に収まるように時間の修正をしないといけませんでしたが、無事に就労許可を取得しました。
「資格のない日本人がブンデスリーガで働くのは難しのいか?」
の問いに対する答えですが
「ブンデスリーガでもバスケットボールやハンドボールなどその他競技に広げてみては?」
とのことでした。
~ここからは僕の意見~
資格のない日本人がブンデスリーガで働くのは
特別な繋がりが無い限り相当難しいと思います。
今までにいろいろと試してきましたが、うまくいっていないのが現実です。
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