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イマココ② 授かることの尊さ

授かることって実はどれもかけがえのないこと

育休中にほぼ100記事!自分できんのか?エピソード⑥

イマココシリーズ

これからは父親の育児放浪記が多くなります。

今後は読書記録もするかも。

まずは今までワードに書き溜めておりました“ぽっこ通信”なるものから。

備忘録みたいなものなのでご一緒に楽しめたら幸いです。

①丞爆誕

朝6時に旭川の自宅にて電話を受ける。

眠たい目を擦りながら,吉報を受けた。

急いで支度をしようと慌てている自分を上から笑いながら俯瞰している自分もいて

興奮して笑う自分も はよせなと笑っている自分も 冷静な自分も

ボスケテの自分もいたかもしれない(笑)。

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愛車のフォレスターに乗り,札幌へ向かう。

その道中のことは何も覚えていない。

無我夢中だったのか

知らない自分が運転していたのか・・・(笑)

病院の前に9時過ぎに着き,連絡を待つ。

車内で『ジュニア』を観ながら待つ。

『ジュニア』とはアーノルド・シュワルツェネッガーこと

シュワちゃんが妊夫になり,出産するというコメディ映画だ。

幼少期に観て以来,出産に立ち会うまでに観ると何故か心に強く決めていた。

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この映画が私の女性に対する尊厳や畏敬の念を生んでくれた。


私なりの願掛けを済ませる頃,

連絡が来た。

病院へ入る。

分娩室にいる妻や助産師さんのもとへ。

ボッコボッコボッコ

我が子の心拍の音

妻の力む声

助産師の優しい励まし

分娩室は生(性)の音で満たされていた。


私ができることは

妻に時折ポカリスウェットを渡す。

声を掛ける。

時が来れば一緒に息を吐く。

それくらいだった。

そうやって心を合わせようとすることしかできない。

その繰り返しの最中であった。

「頭が出てきたよ〜。さあもう一踏ん張りだ〜」

妻と二人で

う〜〜〜〜〜ん!!!!!

そのとき

おんぎゃあああ〜〜〜

令和2年6月26日11時7分。


(ちなみに露天風呂の日である。ろてんぶろいいなで覚えてね笑)

身長51.0cm

体重3458g

私たちのもとへと来てくれた。
子宝を授かる。
まさにこの言葉がぴったりである。
宝なのだ。
いや、宝でも表現し尽くせない。


妻の血が滲む頑張り

サポートしてくださる病院の方々

家で祈り,願い,想ってくださる御両親

息子と巡り逢わせてくれたこと。

感無量。ただ涙。

妻に

丞に


周りの方々


全世界に

ありがとう。

そして、私は父になります。


いつかこの歌を口ずさみながら

山へ行こう 次の日曜
昔みたいに 雨が降れば 川底に
沈む橋越えて
胸まである 草分けて
ぐんぐん進む背中を追いかけていた
見失わないように
抱えられて 渡った小川
今はひらり 飛び越えられる

明日は今日の予防接種の話を。

お読みいただきありがとうございました。

ギブアンドギブへ。これからご一緒させてください。