人権教育の指導方法等に関する調査研究会議
文部科学省より
このような会議が行われているのはご存知でしょうか?文部科学省として人権に対しての重要性を示している内容です。
また
この中で
「教師は人権侵害の加害者にもなり得る」
と指摘されている。
子ども達の多くは教師の存在は大きなものである事はアンケートなどにも見受けられる。
また同会議では
「教職員の人権意識が最も重要なことである」
と言われており、教師が最も重要視しなければならないのは子の人権だという事が読み取れる。
また別会議にて
○ 学校教育現場で一番危惧することは、自尊感情が低いことである。自尊感情が低いと、自分に誇りを持てない、また、他人の痛みに気付かなくなりやすい。
次に、人権教育というと、どうしても「人権についての教育」、具体的な人権課題についての知識・理解が課題とされるが、人権感覚にも着目すべきであると痛切に感じる。その人権感覚の基礎となるものは、幼少期に大人から伝えられる正義感や公平性、社会貢献に関することについての感覚であり、それらを培っていく中で人権感覚が磨かれていくと思う。
最後に、より効果的な学習方法の検討も重要な課題であり、スキルを身に付けるための参加体験型学習をどう活用するかなど、現場でもまだ整理できていないところである。人権、心の教育、という角度から精査しながら、現場で受け止めていきたい。
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