中学英文法をマスターした、と思う。勉強方法と反省点を書く。
英語の基本となる中学英文法をマスターした、と思う。
中学英文法をマスターした勉強方法と気をつけるとよいポイント、また反省点を書いているnoteでございます。
中学英文法なんてマスターしてますわ。そんなかたは、ネバー読む必要のないnoteでございまする。
これから英語の勉強をはじめたいと思っている、あなた。参考になると思うまするぞ~。
中学英文法をマスターする勉強方法、それは、ひたすら中学英文法の問題集をくり返し勉強する。それだけ。
何周も何周もトラックをくるくるまわるカーレースのように、ひたすら問題集をときまわる。
お釈迦さまが悟りをひらくために人生を輪廻したように、中学英文法をマスターするために問題集をひたすら輪廻する。悟るよりも先にきっと中学英文法をマスターしているはずだ。
さて、ここで問題になるのが、中学英文法をマスターした、と大きな声で言えるような状態とはどのような状態だろうか。
中学英文法をマスターしていれば英検3級はうかるそうだ。ただ、英検3級にはリスリニングもある。リスニングの勉強はまったく勉強していない。英検3級にうかる可能性は、かぎりなくゼロにちかい透明な数字。
中学英文法の問題集の右上に3つの点数をきざむ箱がある。100点を3回とることができれば、それはもう中学英文法をマスターしたといえるのではないだろうかと。
1回目では曖昧、2回目では必然、3回目の100点は確然。
どう、おもいます?
というわけで、中学英文法の問題集の全ページにおいて100点を3回とった。これで中学英文法マスター。
ただ漠然と答えを覚えるだけでなく、なぜその単語を()にいれたのかを、すべての問題で答えられるよう心がけた。勘で答えを書くことはしなかった。
英文法をマスターした証として、他人に英文法を説明できるようになればよいという文章もあった。しかしだがね、いきなり英文法の話をしてくるような知り合いのことをどう思うかね?うわっ、なにこいつキッショ。そんな感想しかでてこないのではないだろうか。
あと、中学英文法を勉強しておもったことは、英文法は説明するものは少ない。覚えるものがおおい。たとえば、関係代名詞にて、前置詞とthatはいっしょに前にもってこられない、と説明したとする。説明した相手はこたえるはずだ「 なんで? 」と。え?なんでだろう、なんか、そういうルールになってるみたい、としか説明できないんだよ。
主語、述語、目的語を、なぜSVOというのか、もういちいち反論していてはキリがない。英語はそういうものだとパチンと頭のスイッチをきりかえて勉強するしかない。
英語の文法は、そういうものだとワリキッテ覚えたほうがよい。
中学英文法の勉強時間は、平均して1時間から2時間。勉強時間をおおくとれた日もある。
期間にして3ヶ月~4カ月だろうか。英語の偏差値はMAXで48の人間だった。参考までに。
失敗したなと思った経験をひとつ。
英語の勉強になれていない、もしくは、英語の勉強からとおざかっていた人は、答えを手で紙に書くすべし。
問題集を2周したあとから、頭に答えを書き、答えあわせをしていた。この時間が非常にムダだった。頭に答えを書いても、覚えていないし、なんなら答えを見て、頭の答えの記憶をカイザンしてしまう。過去形にしなければならないところを過去形にしていなかったり、前置詞がぬけていたり、なにかと脳みそのなかの答えはおぼろげだ。
よっぽど答えに自信のある問題以外は、きちんと手で紙に答えを書いたほうがよい。
手で紙に答えを書くことで、ついでに単語のスペルも頭に刻みつけられる。(手で単語を書く記憶方法は時代遅れてもいわれている)
手で答えを紙に書いていても、そのうち参考書をまわす回転速度はあがってくる。あせることはない、
学生さんたちであれば試験というシメキリがあるのであせらざるをえない。社会人の学びなおしであればシメキリがない。一歩一歩、老いた脳みそを舗装しローマに通じるような道にしていけばよい。
とはいえ、人間の脳ミソは、昨日の昼ごはんですら思い出せなくなる欠陥部位だ。短時間でまちがった問題や、苦手な問題を復習する方法はないものか、と考えた。
短時間で復習する方法はあった。
まちがった問題・苦手な問題を短時間で復習する方法
ノートを用意する。
まちがった問題・苦手な問題の日本語を左側に書く。右側には日本語の英語訳を書いておく。
左側の日本語を読み、右側の英文がスラスラと口からでるようになるまで暗記する。
最初は時間がかかると思う。しかし、地味でシンドイ瞬間英作文をくりかえしていると、中学英文法の問題を解いているときに、箱から答えが飛びでてくるように、頭から口から答えが飛びでてくる。
はじめから瞬間英作文のノートを書いておけば、中学英文法をマスターする時間は短縮できたと思う。
そして、なによりも、瞬間英作文の教材を買う必要がなくなる。お金を節約できる。
中学英文法を勉強するにあたって気をつけること。
述語をみつける。Vね、V。ヴィイ。
たぶんだけど、述語のない英文はないんじゃないだろうか。専門家でもないので正確な情報でないが。
述語をみつけ、まずは時制を確認する。助動詞がついてないか確認する。そして、その述語は他動詞なのか自動詞なのかを見極める。いちいち辞書をひいた。自動詞でも前置詞をとることで他動詞のようになる動詞もあるのでこれまたヤヤコシイ。
泣きながら、これは覚えるしかない。
つぎにSVOCを意識する。主語、動詞、目的語、補語。だいだいの英文はこの4つから成りたっている。主語、動詞と日本語で書けよと思ったが、勉強を続けるうちに反骨精神もなくなった。そういうものだと受けとめたほうが心が楽。
主語は、名詞がはいる。わたし、あなた、猫、犬。
動詞は、つくった、ついた、たべた、などなど、そこに、前置詞がつき、~をつくった、~についた、~をたべたなどを覚えていく必要がある。これについては、覚えきれていない。このあたりには一生かかっても覚えられないのではと思う。よくでてくる動詞+前置詞の組みあわせは覚えるようにしている。
目的語と補語について書きだすと膨大になる。目的語は名詞がはいる。補語は名詞と形容詞がはいる。
SVOCの知識を頭にきっちりと刻みこみ、SVOCを意識しながら英文を読んでいると英文の構造をつかみやすい。
と、書いているが、勉強中は忘れがちなのでここに書いておくのである。
英語の文章は、5つの文型にわけられる。
上の写真は英文法地図とよばれる英語学習のベストパートナー。勉強をはじめるまえに英文法地図を眺めると勉強効率がイチローの打率ほどあがる。英文法とは、この地図にのっている情報を覚えるだけなのだ、これだけを覚えればいいのだ。それがナカナカなのだがね。
英文法地図にも書かれているように、英語の文章は5つの文型のどれかにあてはまる(あてはまらない文章もあるが)。英語の問題を見る、述語をさがす、文型をあてはめる。そして、そこから疑問文なのか、時制はどうなっているか、受動態なのか見極めていく。時間はかかるが、英文の構造を把握できるようになる。
英語の勉強をはじめたばかりの人は、答えを紙に手で書く。そして、英文の構造を把握しながら読み、答えをみちびきだす。この二つが遠回りのようで近道だったなと思う。みなみなさまは、遠回りなされぬように。
中学英文法は、マスターした。
英語学習者のみなさま、英語の勉強を続けていれば中学英文法であればなんとかマスターできる。わたしでもマスターできた。きっとできる、あなたならきっとマスターできる。
英語の本を読めるように、英語を話せるように、そんな姿を思い浮かべつつ、今日も背をまるめ机にすわり、手をうごかし、口をうごかす。
そして、新しいステージに駆けあがった瞬間に盛大にスッころぶ。
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