梅干しの美しさ
先日、田中角栄が美し物好きだという記事を書きました。
美しさつながりでもう一話。
梅干しみたいに、単純な丸い形に赤い色。
こんなに簡単に表せる美しさって、そうそうないと思います。
白いご飯の中に梅干し。
日の丸も白地に赤。
梅干しは古来から、日本人の胃腸を整え、米は活力を与えてきました。梅干しと白米はその見かけからも、神々しく、日本人の魂の食事といえます。
日の丸のデザインは、その美しさのあまり、フランス政府が明治時代に買いたいと申し出てきた歴史があるのですね。
申し出てきた国がフランスだということにも価値があります。あの、ベルサイユ宮殿を造った国。ファッションウィークで一番の歴史と規模と権威を誇るパリコレの国。そんな国が大枚をはたいて欲しいと言ってきたデザインなのです。
きょうも梅干しの美しさに想いを馳せていくと同時に、日本の国と伝統にも敬意を払いたいと思います。
今年の私のクリスマスイブは、こんなふうで。笑
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