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がっつり砂浴

広島の海にやってきました。

ここは、以前にも来たことがある、仙酔島

前回は泊まりましたが、今回は、日帰り。
なんと言っても、砂浴をしたかった。
砂に埋まると、身体中の毒を出してくれ、特に禁忌症はなく、重病人も改善していくと、「家庭でできる自然療法」の本に書いてあります。

むかし沖縄の海辺で自分なりにやった時、1日で腰の当たりが直径10センチくらいにパーっと膨れてきたんです。数日でそれが潰れて、体が軽くなった、と言うことがありました。大デトックスだったんでしょうね。

前回ここに来た時は、穴を掘ったり砂をかけたり、お世話をしてもらいましたが今回は予約をしなかったので、セルフ砂浴。 

でかいスコップを借りるもめっちゃ大変。
なかなか自分の体が埋まるだけの大きな穴を作れない。おがくず酵素風呂にも何度も埋まったことがありますが、砂はおがくずと違いかなり重いので、勝手が違います。手足が飛び出てしまった時、おがくず酵素風呂なら自分で手や足をおがくずの塊に突っ込んでいけばおがくずをかぶることができるけど、砂の塊の中に手足を突っ込むことなんて、砂が重くて出来やしません。

まず体を沈められるだけの穴を掘り、脇にどけた砂をつみあげて、中に寝たらスコップで、自分に脇にある砂をかけていく…これめちゃ大変。手は埋まれませんし。でもとてもきもちがよかったです!!

実は施設に到着した時からすでに、私は軽く暑さにやられて辛かったのです。蒸し風呂の一つにほうほうの体で入ったあと、焼けるように火照った砂をほり、また体力を使う…だけども、私にはなんだか自信がありました。砂に埋まれば、こんな辛さは補って余りある恩恵が得られる、と。

そしてその通りでした。

まず、埋まれば、砂の熱さは感じないのです。きもちがよくて、いつまでも、いつまでも埋まっていられるのです。
顔は日焼けをするので、サッカーゴールみたいな形の小さなネットを借り、そこにタオルをかけて日除けをします。そうすると視界には、窓枠の中に瀬戸内の綺麗な海が映し出されているような状況になります。ザザーン、ザザーン…という波の音を聞きながら、ちょうどいい気温の砂に埋まる…

何時間でも入っていられる、と思いました。
実際、8時間とかやるといいみたいですね。

今日は1時間半だけ埋まったんですが、経過はこんな感じ。

10分後…体に虫が這いつくばってるようなちくちくした感じがばーっと出てくる。これは、毒素が出ているサインとのこと。喉の奥に、トトーと、何かが流れていく感覚もある。

15-40分後くらい…気持ちよく眠る。砂に埋まっていなければ、暑さにやられるくらいの外気温だったんですが。

40分後以降…飛び出た手足にスコップで、砂かけ続けながら継続。水は特に欲しくなかったけど、とらなきゃとおもい、とりつつ過ごす。

60分後…30年来の打撲のうちごもりのところがピキンピキン、痛くなってくる。 

90分後…もっと入ってられるけど、日がかげってきたので終わり。

穴の空いた所の砂をならし、海で自分の砂を落として、入浴させてもらい終了です。

砂浴、またやりたいです.
肌がツルツル。なんというかくすみがなくなって、透明感が出ました。夜、ホテルの部屋で肌眺めていると陶器のようにすべすべし光っています。こんなことあります!?
熱中症のような症状は無くなりました。
左の腰の辺りが痛く、気がつくとそこを庇おうと体が曲がっていたんですが、砂浴が終わってお風呂に入っている時、鏡で、まっすぐ立っていることがわかりました。

たぶん、砂に埋まる間、体にはいろいろなことが起こっていたと思うのです。体は疲れましたがぐったりはしていません。心地よい疲れが今日の質の良い睡眠を促してくれそうです。 

本当の健康を得るためには、一回4時間以上が本当は目標。せっかく広島に来たのだから、また、行こうと思います!

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