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遠征から帰ってくるなり書き出したかった想いや感じたこと

私は今年から台湾の大学でサッカー部に所属しており、先日は大会のために授業を休み4泊5日の遠征に行ってきた。

私は捻挫をしており遠征前日まで松葉杖なしでは生活できない身で、どう見てもおかしい腫れ方をしているし、普通に歩くことで精一杯だったが、

遠征にそれは持っていかなかった。むしろ出場する気でいた。

怪我に心身を振り回された5日間

現地で一泊した次の日、試合当日、みんなとウォーミングアップをし、監督からのスタメンの発表があったが、私は呼ばれなかった。

仕方がない、なんせ、数日前に大捻挫をし病院に行き、監督にも97%の確率で試合には参加できないと伝えていたからだ。

しかし、スパイクを履き、目の前に相手がいる状態でただ座っているなんて我慢ならなかったので、監督に、出れますと伝えたが彼は苦虫を噛んだような顔で「考えておく」とだけ言った。

特に一試合目の相手は前回王者で、何がなんでも倒さなければならない敵だった。目の前でチームが負けている様子なんて見たくないので無理をしてでも出たかったのだが、監督は私を出場させなかった。が、試合には7−0で大白星となった。少し心が痩せたけど、結果オーライ。

二日目も出してくれなかった。屠所の羊みたいな気持ちだった。1日の充実感は皆無だった。

三日目、試合に出れない遠征は味のないガムのようなもので、もう帰りたいとも思ったので、最後に監督に「私を出場させる気はありますか?」と尋ねた。

監督は私を目を見て、「出たい気持ちはよくわかる。しかし、これは単なる予選で、勝てば三ヶ月後には決勝ラウンドが始まる。言い換えればこう、『その時にはあなたがいなければならない、あなたが必要だ。』だから、こんなところで無理して怪我を悪化してもらっては困る。今は安静にして、怪我を治すことに専念してくれ。」と言い聞かせ肩を叩いた。

私はまだまだ未熟だった。自分の足の怪我の程度も理解せず、理性をコントロールできずに足をズタボロにするところだった。

世界一頭の悪い猿でも判る、あの状態で試合に出てたら1000%悪化する。

確かに、がっしりテーピングをしてもらったら走れて、ボールも蹴れたのだが、万が一、左足を蹴られたら、おそらくサッカー人生が終わっていた。万事休す。

こんなに大好きな趣味が一生できなかったかもしれない。

監督が制限をしてくれて本当によかった。

5日間の遠征での出場時間は0だが、外から見てわかった仲間のこと、チームのこともあった。こんな時期だからこそ考えれることもあった。

諦めは心の養生。

今できることを焦らずやる。

生活(集団生活めんどくさい)

大学生になって一人の時間がとても増えた。いや、増やした。

そんな私の目線からみた集団生活を紹介したい。

普段、1日に消費したいタスク、宿題や動画コンテン、やニュース、本などがあり、それが1日のノルマとなっている私にとって、時間を自分以外に割くことには少し勇気がいる。無論それに参加するぞと決めて、楽しむと決めれば、誰よりも楽しむことができるのだが(運動会とかボランティアとか)、生活を共にする遠征となると訳が違う。

今回、できないなと思ったことは、寝食すべてを集団に任せて行動すること。

私の伝えたいことは、自分が見ている世界観が他者にも通用するなんて容易く思わないでということ。「一人でご飯を食べに行かないで」は私のために言ってくれたのかもしれないが、好きでやってるもんで、、。

一本の指標があり、左が孤独、右が集団だったら、私は極左にいると確信した。ただし、右を否定する気はないし、正解はない、間違いもない。

何より一人が居心地が良い。

一人が好きすぎるのだ。

一人で行動した方が予定を組みやすし崩しやすいし、疲れないし、

私は兎角一人が好きすぎる人間だった。

「集団」での「生活」はやだ。できるけど一人の時間が恋しくなっちゃう。

宿舎に感じたノスタルジア

疲れて重たいキャリーケースを持って宿舎へと続く階段を上がり終えた時、

帰国して家の玄関を開ける瞬間を思い出した。

久しぶりの家の匂い、目を閉じても自分の部屋まで行けるよう。

部屋に戻るとルームメートが試合の結果を聞いてきた。

宿泊先には持って行ってなかった部屋用のスリッパ。

いつものシャワールーム。

いつもの寝心地。

ゲームをしているが煩く感じなくなったルームメート。

ここには他人が3人いるが、見えない壁があり、干渉も最低限だが必要な時は助けてくれる、空気のような感じ。家族ではないが、他人でもない。不思議な感じだけどノスタルジックでした。

もちろん日本の故郷には敵わないよ、夏には帰れるかな。

みんなは冬休みに何をするか決まった?

成人式と兼ねて四百人で立食パーティーをするのでいらしてください。









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