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職業選択時の考慮 ~拘泥しない~


社会学で習った資本主義、めまぐるしいテクノロジーの発達、コロナショックなど、台湾留学にきて「就職と働き方」についていろいろ考える事がある。
このレポートを通して、自分自身が何を基軸にして職を選ぶべきかを明確にしたい。
それをするには、まず、自分の中で人生の目的について考える必要がある。
私は人間は幸福のために生きていると考える。
そして、私の幸せとは、他者の笑顔や幸福を目撃する事である。

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幸せの追求、自分を成長させることにゴールはない。
決して就職する事がゴールではない。
就職後こそ、常に幸せを感じることと、成長する事が大事だと思う。
それを考えると、私は人と接する機会が多い仕事に就きたい。


マルクスの言うとおり、資本主義の社会は完璧ではなく、労働力は搾取される傾向にあると思う。
考えて判断をしなければ、社会に使われるだけの資源になってしまう。
低賃金で長時間労働を強いられ、社会的権力に従い続ける人生は好ましくない。
そして、その様な状況は次世代に「再生産」される傾向がある。
日本でも、有名大学に通う多くの人は裕福階層である。

その理由は、お金があると、子供を塾に通わせたり、可能性を最大限に広げたりする事ができるからだ。

一方、貧困階級の人々は、限りがある。
子供に自由に人生を選ばせるために、お金は重要である。
では、私は今の社会でどうすれば、十分なお金を手に入れる事ができるだろうか。

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今回のコロナで確信した事が一つある。どんな企業も必ず安全でとは限らない。
日本の観光業はこれまで順調で、大きな資本が流動しており、大きな働き手が従事していた。
観光業に限らず、外食産業や百貨店、自動車産業などが大ダメージを受けて、一方、Eコマース、医療、製薬、コンビニなどが大幅増益を見せた。
日本では少し前から「副業」というワードが流行っている。

意味は、主軸にしている仕事とは別に収入源を持つ事である。
いつ何が起こり、社会がどうなるかわからない。

大企業に入れば大丈夫と言うわけではない。それは幻惑だった。

どんな事態にも対応できる様に、個人で収益を出すために準備をしておかなければならないだろう。

今はテクノロジーの発達によって、個人が商品を生産する事ができる様になった。例えば、ブログ、服、動画や本。ここにある全てはアプリなどのソフトウェアを使って、素人でも簡単に製造から販売までを行う事ができる。
これを活かさない手はない。

大学生のうちから、趣味の延長で、稼ぐことをイメージする事が大事だと考えている。だから私は動画編集やブログ、投資をやり始めている。

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最後に不安な点がもう一つある。
どの様に自分に合った企業を見つけ出すかという事だ。
私はまだどこの国で働こうかを迷っている。また、どんな業種でどんな仕事をするかも決まっていない。いろいろな記事を読んだり、講義を聞いたりするが、結局は自分で判断しなければならない。
これまでの日本は、一度就職したら一生そこで働く事が主流とされてきたが、これからの時代はそうではなくなりそうだ。より人材の流動性は上がるだろう。私がそう考える理由は、人材会社や転職探しの企業価値が上がっているからだ。

一回目の就職には拘らないことにした。
インターンなどを通して、自分に合った企業を探すと言う努力はするが、最初の就職には拘らない。
その職が自分に合ってなかったら転職をする。
幸せになるために、仕事をする。
Work as happiness

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未来の自分のために、お金を使いたいです。応援ありがとうございます。