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リモート海外ボランティアを遂行して

私は約1ヶ月間、台湾にいながらパソコンの前で、マレーシアで行われるボランティアに参加した。
元々は現地に行って行う予定だったが、コロナの影響でそこへ行くことはできなくなり、リモートでの活動続行となった。
ボランティアの内容はSDGsの4番。教育水準を上げること。
実際に現地の子供達に教育をし、古本の回収や寄付を集うポスターや動画作りをした。
私がこのプロジェクトを選んだ理由は、英語能力の向上のほかに、SDGsの本質理解、子供が好き、この3つだった。

活動に参加して、最初にぶつかった壁、それは言語だった。
これまで英語を使ってまともに会話をしたことない私は、プロジェクトの説明を理解することに、人よりたくさんの時間が必要だった。
自分の意見を言うのも、かなり苦労した。

私が初めて授業に立つ日の前日、私はあらかじめ予習をし、わからない単語はメモをし、どのように教えればいいのかも記録しておいた。
そして当日、私は線グラフを教えた。
子供たちにとってわかりやすいかわかりにくいかで言うと、わかりにくかったと思う。

私が様々な困難に瀕している際、プロジェクト責任者の方々やチームメイトが何度もゆっくり説明をしてくれたり、テキストでメッセージを送ってくれたり、多大なサポートをしてくれた。

チームでのミーティングや授業を重ねるたびに、私は英語に少しずつ慣れてきて、話している内容を掴むことができたり、自分の意見を簡単に伝えたりすることができるようになった。
私を成長させてくれたみんなに感謝をしたい。

最も嬉しかったことは2つある。
1つ目は私が動画を作った時に起こった。
マーケティングメンバーにと協力して、募金を促す動画を作る際、
私はたくさんの友人に登場してもらい、一本の動画を完成させた。
それをメンバーに見てもらうと、彼らはとても褒めてくれた。
さらに、ボランティアには参加していない私の友人の数名が、
「私は動画しか送っていないのに、まるで私がボランティアに参加して何かの役に立てているようで嬉しい。」と言ってくれた。

2つ目は授業をしている際。
私たちの最後の授業はとてもインタラクティブで、私たち教師陣もとても楽しかったし、何より子供たちがとても楽しそうに見えた。
生徒や先生の溢れる笑顔を見られたことがとても幸せだった。

私たち学生ができることは確かに小さいことかもしれない。
根本的に解決をするにはもっと大きな力が必要だ。
しかし、私は私たちの活動の重要性を見た。
例え小さな力でも、変化を生み出すことができる。
その問題の重要性や活動に対するエネルギーは他の人にも伝わった。

ゼロから何かを作ることができた私たちがその証明だ。
行動を起こすことが何よりも重要だといことを再確認した。

最後に一言。
コロナが収束したら、マレーシアの料理を食べたい。

ChiashianとDarynへ、本当にたくさんのことを準備してくれてありがとう。
またみんなで集まりましょう。

未来の自分のために、お金を使いたいです。応援ありがとうございます。