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休日の台所ノート


2月9日 冬のなごり、春の訪れ

肌寒さを感じるこの季節には、まだ冬のなごりが残っていて、
はっきりと春を感じきれずにいる。

そんな時、あれっ?、ふきのとうだ。
日々の雑事に振り回されているわたしの目の前に、ひょっこりと現れた。

ぷっくりとしたフォルム。
いつ弾けようか、と秘めた思いをこの中にかくしているみたい。

芽が膨らむこの季節は、始まりの合図でもある。

そろそろお別れの牡蠣と合わせてアヒージョにしてみた


蕗のとう、アーサイ、ラデッシュ、紫つくねいも、牡蠣のただ、焼くだけのアヒージョ


2品めはカラフルなにんじんのロースト。
焼くと甘い香りがしてきた。
オリーブオイルを一振りして、塩、胡椒で味を整え、ピスタチオをパラリ。
最後にコーヒー豆を挽いて少しだけかけてみた。

根のものとコーヒーの味は合う気がする
私は好きな味。

今日はただ焼くだけの料理でした。


紫色、黄色、薄いレモン色の白いにんじんのロースト


2月10日 タルトのフリしてる…

太陽が山の割れ目から顔を出し始めると、少しずつ暗闇が薄くなっていく。
それでも、もうちょっと、あと少し寝させて、といつものようにぐずぐずする。
今日から3連休。
予定があるわけでもなく、特別に何かしなければならないことも無し。
だからいつもよりゆっくりしててもいいはずだ。

ようやく起きて、コーヒーを淹れる。
ところで何する?
昔、昔、遠い昔の中学生の頃、よく夢中になってしていたお菓子作りなんてどう?
でも、めんどくさいのは嫌。

となると、スイス風リンゴのタルトなんてどうだろう。
実はこのお菓子、タルトという名前を持ちながら、タルトのフリをしたリンゴのケーキなのだ。

混ぜるだけで出来上がるケーキ。
リンゴをスライスするのが少し面倒かな。
でも美味しいのです。


スイス風りんごのタルト


<スイス風りんごのタルトの作り方>

材料:きび砂糖70g、卵2個、ベーキングパウダー5g、薄力粉100g、りんご1個、アーモンドプードル50g、オリーブオイル大さじ3、バニラエッセンス

*りんごは皮を剥き、4等分にして4ミリの厚さに薄くスライス

<作り方>

1. ボウルにきび砂糖、全卵を入れて混ぜる

2. ベーキングパウダーを入れてさらに混ぜる

3. 薄力粉を振い入れる

4. アーモンドプードルを加えて混ぜる

5. オリーブオイル大さじ3を入れて混ぜる

6. バニラエッセンスを入れて混ぜる


7. パイ皿にオーブンシートを敷き、生地を流し、薄切りのリンゴを生地の表面に並べる

8. 180度のオーブンで30分ほど焼く

おやつはもちろん、朝ごはんにもなるケーキです。









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