エッセイ㊻ 『時事ネタのあれこれ』
先日、会社のパソコンを開くとトピック欄に『佐々木希 〜』とう記事が目に留まった。眠気まなこにも瞬時に、佐々木朗希関連の記事だと思った。
しかし、クリックすると『女優の佐々木希が金銭トラブル』という内容だった。昨日、深夜までぶっ通しで『地面師たち』を見ていた為なのか、朝から意思がボーッとしたまま取り敢えず、記事を読む。
相変わらず、自分と直接関係も無い内容なのに、どうしてこうも罵詈雑言と盛り上がれるのか?皆暇なのか?と読み進めた。
しかし、読み進めていくと全く違う角度から、私のストライクゾーンへ、ばつんとミットを鳴らした。
なんでも、佐々木希のLINEのやり取り(絵文字の使い方)が古臭いと話題になっているようだ。
(一部記事を抜粋↓)
「若年層の間では、赤色のビックリマークや、汗マークの絵文字などが、『おじ絵文字』もしくは『おば絵文字』と呼ばれています。そして、それらの絵文字を多く使用して作られた文章を『おじ構文』や『おば構文』と呼ぶことが多いのです。
眠気も覚めるような衝撃だった。
思わず、30mの高所から「一、二の三で背中を押すよ」と言われて構えている所に「一、二」でパッと背中を押されたような感覚。
当てはまり過ぎて震えてる。(西野カナの歌詞に寄せようとしている所が、そもそもおじさん)
自分が普段使っている、絵文字の履歴を確認してみると、有るわ有るわ赤色のビックリマークに汗マーク。おまけにスマイルマークに土下座マークも付けましょう。
『おじさん絵文字ビンゴ大会』が開催されようもんなら、真っ先に手を挙げるでしょう。商品は「たまごっち」でしょうか?
念の為、佐々木希の年齢を調べてみると・・・
良かった同世代だった。
安心して落ち着きを取り戻した私は、母とのメールを思い出した。
おば構文というより、コレはもう秘密の暗号みたいになっている。
基本、句読点はつかず調子がいい時は、小さい「っ」も使わない。
添削すると、
・家族の名前全部違う
・浦和グレー☓ 裏はグレー◯
「家を出ました多分1ドル」に関しては、今はもう何だったのか、検討すらつかない。
おそらく、外国版オレオレ詐欺に遭遇して、今からコンビニへと振込に行く時の金額の確認だったのでしょう。
見よ!これが母のオバ構文だ!!!
私も案の定、スマイルマークの絵文字を使いこなしている・・・
ーーーおわり