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今年の読了は今年のうちに~kindle読み放題で読むミステリー4選!

湯船🛀に浸かりながらの読書がわたしの癒しの時間。

湯船🛀でウトウトすることもあるけど(←危ないのでやめましょう( ´•ᴗ•ก; ))kindleで読了していたミステリー作品を紹介。
どれも人気作品で気になっていたので読めてラッキー♪


まずは、

・我孫子武丸「殺戮にいたる病」 

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺事件。平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!

叙述トリックといえば!この一冊!
ミステリーファンの推しの作品で期待大でしたが...。
うーん...わたしには合わなかった。

どいつもこいつもキモい!
語り部は三人で一人は犯人)

残り一人である母の昌子。
息子のマスター〇―ションの数を知りたいがためにゴミ箱漁り。
キモい、やめてあげてー!:;((°ө°));:ガクガク

そして、もう一人の語りである部元刑事もキモい。
俺ってモテモテやんが隠しきれなさがね。

内容はグロくてキモいが、やはり噂通り最後は驚いた。

kindleのいいころは、紙の本のようにパラパラとめくれないので、ネタバレである最後のページを我慢できなく見てしまう可能性は低い。

ゆえに、パラパラめくれなくて新鮮な気持ちで驚けた。

🤫🤫

・桜井美奈「殺した夫が帰ってきました」 

記憶をなくし帰ってきた、殺したはずの暴力夫。謎めいた正体と過去の愛と罪を追う、著者新境地のサスペンスミステリー。

火サスのような軽いタッチのミステリーかと思いきや、貧困にネグレクト、無戸籍にDVに震災話。

重い...想像以上に取り扱う問題は重いに...内容は軽め(;'∀')
タイトルが一番ワクワクしたかな。

🤫🤫

・五十嵐律人「法廷遊戯」

法律家を志した三人。一人は弁護士になり、一人は被告人になり、一人は命を失った。謎だけを残して。メフィスト賞受賞作。

こちらも、話題作だったリーガルサスペンス。

日本の司法では、起訴されたら99%が有罪になる。
昨今ではよくある冤罪ものなんだけどひと味違った目線で描かれていました。
専門用語が飛び交うもグイグイ読ませてくれる面白さ。
そして物語のカギとなるのがお墓とは、これまたアイテムが面白い。
映像化されそうですな。

🤫🤫

・中山七里「セイレーンの懺悔」

葛飾区で女子高生誘拐事件が発生し、不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。
「報道」のタブーに切り込む、怒濤のノンストップ・ミステリ。

報道目線で描かれた正義とは!

ドラマ「エルピス」観てるので青臭い新人記者の多香美を、はじめは、おちゃらけキャラだったADの真栄田郷敦くんと重ねて読んでました。

二人とも大切な人を亡くしている。

はやる気持ちが先行し誤報を出してしまう多香美。
はやる気持ちが先行しスクープを潰される郷敦くん。

真実を伝えるはずのマスコミが真実を隠す。

「どんな商売でもそうだろうが、その道に進もうとしたきっかけや動機に立ち戻ってみる...。」(本文より)

飲み込めないものを飲み込まないと決めたはずのに...また飲み込もうとした長澤まさみが、なんのために仕事するのか、この世界(マスコミ)の世界で何を実現したかったのか思い出し行動するラストであってほしい。(←ドラマ「エルピス」のことね)

だって、本書の多香美は思い出し行動するのが読みどころ。
だから...観どころを逃したくなーい。
期待してますよん。
はぁー。月曜日が待ち遠しいー📺

🎄🎄

世の中はクリスマスイブ。
でもそんなの関係ねぇー日常を過ごしまーす。
では、みなさまにとって素敵なクリスマスイブになりますように🎅

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