センスがいいと思われていた人が、ある日伸び悩むのはなぜか?【解決編】
前回「なぜ伸び悩むのか」ということを書いたのですが、今回はその解決編です。
これからも伸び悩むことはあるので、原因と解決を知っておけば強いです。トラブルが起こらないことを期待するのではなく、トラブルが起こっても大丈夫なように準備しておくことが大事ということです。
「できる」から「わかる」へ
前回の記事では「なんとなく上手くなってしまったから」伸び悩む、というお話をしました。
キャリアの初期のころ、とくに子どもの場合、まだまだ脳が発達していないので、物事の理解は大人よりできないのが普通。
でも「動きとしてはできてしまう」ということが起こります。
ようするに「できるんだけどわかってない」という状態なのです。わかってない状態なので、伸び悩んだときに解決できないんですね。
この状態から「わかっているからできる」という状態に移行させるのです。
例えば、10歳くらいになると体と脳は大人に近づいていき、中学生くらいになると9歳くらいまでのときとは別人のようになります。
子どものころは体もケガしにくいですが、体つきが変わり、身長も体重も変わってくるけど、踊り方は9歳だったらケガもする可能性大です。
そのように体と脳が変わっているのに、9歳のときと同じ感覚で踊ると、違和感を感じるのは当然です。
しかし「わかってない」状態だとそこに気づけないのです。
ということで、今までなんとなくできていたことを「理解しようとする」という方向に舵を切る必要があるのです。
ということで、できるからわかるへ移行するポイントをいくつか解説していきましょう。
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