#2023年上半期Vtuber楽曲10選 古月の場合
古月です。今回は「忙しいから」と「あえて説明しない」を読み分けられるオタク向きのVTuber楽曲10選です。よろしくお願いいたします。
天使と悪魔/ぼっちぼろまる
さて、今回のnoteは先に断っていくと「感想を求められてもてめぇの耳で感じろ!」っていうパターンが多いです。
この曲もそういうニアンスです。自分はこのリリックを聞いた時に「多分あの事だろうな」って涙が出ました。多分このリリックだけで何のことかをわかる人間は少ないと思います。ただ、自分がこの曲をはじめて聞いたときすごくびっくりしました。
「まさか?」と思ってリリックを読んでみると、自然と涙がボロボロと。
「いい話は聞いたらシー、いつか語るヒストリー。」、多分この曲はそういうことじゃないかなって。
アマトプa.k.a.LilTOP99 Prod. KuzuHirose|言質2023 64 Bars
どうしてこんな悲しいことがあるのか。
64バースで語られる切実なノンフィクション。
友人からのSOS、送っても返ってこない君からのメッセージ。
これも黙って聞いてください。
20230311/渚乃奏
続いても、64バースで一発どりをする企画「言質202364Bars」から。
個人的には自分が好きな口ロロというラッパーグループのサンプリングをしていることもいいんですが、何よりもパンチラインが強く、渚乃奏さんのボーカルが合わさって独特のメロディーと相成ることで気持ちいい。
忘れてはいけないものがたくさんあって、忘れてほしくないことがたくさんある。その思いがこのワンマイクに詰まっています。
あの傷は消えたわけじゃない / 猫間たま
ある日、泣きながら休止を宣言したVTuberがいた。
生きていることがどんなに素晴らしいか、彼女はそんなことを教えてくれた。
でも、突如として休止を宣言したあの姿はとても悲しそうで、今回の新曲もTwitterのひとつとして更新せず、突然とYouTubeチャンネルにアップロードされた。
ある時、私は協力者と共に彼女に手を差し伸べようとした。
でも、その手は彼女には届かなくて。
拝啓 猫間たまさんお元気ですか。
ラブコメディ/ヨシナ
「ああ、自分ってこんなに447 Recordsがすきだったんだな」と。ライブでそう思わせた1曲でした。
ただ、自分は反省すべきところはあって、今ではそれを直すために努力しています。ただ、だから今余計なことを言わないためにも、言い訳をこれ以上しないためにも、ただただ、彼女からのメッセージを聞いてほしいです。
ファンに向けた素敵なラブレター。あなたも是非受け取ってください。
消失点/柚子花
ぜひ、なんも歌詞を読まずに聞いてほしいです。
曲の解説は「VTuberスタイル」2023年6月号、作曲者の水谷和樹さんのnoteに掲載されていますので、併せて読んでいただきたいです。
どうして。/ServiceClub
埼玉バーチャル観光大使×人類救済プログラムという肩書だけで見たら本乙に異色の2人ですが、しっとりと歌えば他のバックグラウンドを忘れさせるぐらいチルになります。
このギャップが自分はすごい好きですね。2人ともデレマスが好きなこともあって、少しそういったメロディーラインがイメージされていて、TAKU INOUEさんなどのコンポーザーが好きな人には刺さると思います。
宙でおやすみ/Aiobahn, 長瀬有花
Aiobahnのオタクが通ります。
こんなミニマムでAiobahnの手癖がたくさん残っているのに、独特な長瀬有花さんの歌い方が彼女の世界を構築しています。
それ以外に形容がしようがないんです。彼女が歌えば一度に彼女の世界に引き込まれてしまう。
今回の曲はそれをより証明したように思います。
Wonky Monkey / 戌神ころね
古月が逆張りをせずに、ホロライブ(星街すいせい、AZKiを除く)から選出などなんと珍しいことでしょう。
しかし、そんなことをする必要もなく、しっかり盛り上がる構成になっていて、早くクラブで聞きたいと思えます。
Hands upを繰り返す構成はリミックスもしやすいとおもうので、いろいろリミックスが出来てアンセムになるといいですね。
夜明音/雪城眞尋
私はこの曲を聴いたときに、驚きました。
雪城眞尋さんのバックグラウンドとして、通称「雪」と呼ばれる(system0926)Twitterアカウントがあります。
これは彼女の「闇」とも呼べる部分であり、過去のツイートに遡ると、まさにひどく荒んだツイートが並んでいます。
これまでの楽曲やカバーはリリックを読み解いていくと、このバックグラウンドに繋がるような内容があり、時に暗い内容を含んでいました。
しかし、今回はまるで違います。希望に満ち溢れています。
優しい歌声で明日のことを考える。眠れない夜に聞いてほしい1曲です。
亡日/貝と蜃気楼
最後は、絶賛古月の中で大ブーム中。貝と蜃気楼。
「幾千の銀河の向こうで君に会いたい」。そんなリリックで〆るアルバム最後の曲。なんて綺麗なんでしょうか。
Dr.のCメロの展開がラスサビに盛り上げを増してくれる構成になっていて、最初から最後までGt.がかっこいい。
もちろん、小宵さんのVoもそれに負けじとかましてくれる。
綺麗な歌声が雨に流されないように時に荒々しく、力強くパフォーマンスをしてくれる。最高です。
カバー(歌ってみた)編
よかったと思ったものをざっと掲載します
祝! 復活! 魚住チカ!
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