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働き方改革<何になりたいか<何をしたいか

昨年6月16日に教育振興基本計画が閣議決定され、文科省のHPにアップされました。(以下は本文URL)
https://www.mext.go.jp/content/20230615-mxt_soseisk02-100000597_01.pdf


今期の計画のキーコンセプトは「持続可能な社会の創り手の育成」「ウェルビーイングの向上」だそうです。
未来を生きるであろう子どもたちにこの観点を大事にさせたいなーと思います。
(個人的には『不易と流行』というところに引っかかりを覚えたのですが・・・今の時代で、流行を語るのは易い方だと思うのですが不易を語るのって非常に難しいなと。ボヤきです。)

・・・っと考えていたのですが、そこで私はふと疑問に思いました。
もちろん、教育の計画ですので『子どもたちを~~どうしよう』の目線で書かれております。


ですが、意外と大切なのは教員がまずは持続可能な社会の創り手とならなければ育成はできないだろうということです。(持続可能な学校生活、教員の仕事内容、・・・なんて考えているとモワモワと発想が膨らみ・・・耽ってしまいます・・・)


LIFE SHIFTでもあったように人生は100年時代。
教える立場の大人も、このままずっとそういった立ち位置で居続けるのかというと、そうではなく職を転々とするというのがこれからの時代の主流となるであろうと言われております。
そうなった場合、当然ですが必要となるのはいつ何時でも『学び続ける』という姿勢であると私は思います。
きっとそういった姿勢は子どもたちにも伝わっていくのではないかなとボンヤリ考えておりました。


自分も学びの主体者となってやっていきたい!

目の前の子どもたちに10年後も、20年後も、30年後も・・・ずっと学び続ける人であってもらうために
物事の本質を探究し、学びの学び方を身につけている実感を持たせてあげるようにしていきたいと心に誓いました。

宮島未奈さんの著書「成瀬は天下を取りに行く」、「成瀬は信じた道を行く」に登場するフレーズで以下のようなものがあります。
「何になりたいかよりも、何をやりたいかの方が大事。」


別に教える立場の人間になったからと言って、「子どものことばかりを考えなきゃいけない」ではないようにも思います。(もちろん、そうではありたいとは思いますが・・・・)
しかし、自身の将来やキャリアを考えていない人に教わっても、実際どうなの?って考えてしまうと思います。
自分のキャリアを考えていない人に自分の将来を相談したくはないと思うのではないでしょうか。


私の大好きな発想の一つで、山口周さんがおっしゃっている
『仕事のことばかりではなく、趣味に取り組むために・教養を身につけるために自分の時間を終業後につくること。そうすれば、その時間を必ず取りたいが故に早く仕事を切り上げるといった形となると思います。これが自然な働き方改革の代わりとなるのではないか。』
の論がすごくしっくりきます。

仕事をしている大人が、別の仕事に就きたいからではなく、何かやりたいことがあるから、仕事以外のことや趣味・新たな学びに力をいれている姿を見せることが大切であると考えるようになりました。
こういった感覚が不易なものとして社会に定着すればいいなー・・・と願っております。

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