「学びの機会」を奪っている
最近、頭が働きません。…
脳がいっちゃってるんでしょうか…
創造力と想像力がなくなったら自分はもう終わりだと思っているのですが
ところで、皆さんは蝶が何故あんなにもヒラヒラ飛ぶのかをご存知でしょうか?
たまーに、外を眺めているとあっちへこっちへと飛んでます。
実はあまり詳しくは分かっていないんだそうです。
ただ、一説には「蝶は降り注ぐ太陽光が地上にあるあらゆる物体に反射してきた光を敏感に感じとって、それに応じて絶えず羽ばたいている」という考えがあるようです。
そして、面白いのはその光に反応する行動と幼い子どもが無邪気に周囲からのあらゆる発信を感じとって、好奇心を色々な物へ向かわせている行動には共通するものがあるのではないか。という発想をお持ちの生物学者さんがいるんです。
もうこれを知った時は面白すぎて悶絶しそうになりました。
そういった意味では子どもたちは常にリフレクションを示していることとなります。つまり起こした行動に対しての周囲の反応をみている。だから、慎重に考えて導いてやらなければならないと思うんです。
たとえば、先日、うちの一番下の3歳の子どもが走っている最中に転けて膝小僧を思い切り擦りむいたんです。
転けそうになりそうな場面を想定してみてください。
子どもが走り抜けていく場所は硬いコンクリート、多少の凹凸あり。その光景を観ていると
「危ないから走っちゃダメ!」
「転けないように気をつけて」
「つまづいちゃうよ!ストップ!」などと伝える。
子どもによってはこの声かけで止まる子もいます。
この場合、一見、子供は怪我をしなくて済んだので良かったと思うかもしれません。しかしこれは逆を言うと、『子どもから転ける機会を奪った』こととなると思ったんです。
大怪我をする可能性もゼロではないので、危険と言われればそれまでですが、転ける経験をしないと子どもはコンクリートの硬さや転けたら痛いということを肌感覚では学べないと思います。
(きっと皆さんも幼い頃に転んだ記憶があるのでは?)
ここに重きを置いて考えられるようにならなければいけないのではないでしょうか。
自分が良かれと思ってこどもたちに投げかけていることが、相手の貴重な学びの機会を制限ないしは奪っているかもしれないということです。
最近、子どもたちに投げかけをしようとする度にこんなことばかり考えてしまいます…
一体、なにがただしいのやら・・・
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