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「現代俳句」2023年4月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印を付けている。
そのうち、特に面白かった感銘句(◎をつけたもの)を
勉強のために紹介。

2023年4月号より。
※()内はページ数。

カフェラテのウサギはやがて春の雲 河原珠美(7)

少しずつトマトになった陽の光 麻生明(12)

人間を知る晩秋の動物園 飯土井志乃(12)

春かなし赤べこ首を振りつづけ 杉山あけみ(48)

カテキンも逃がさぬように新茶摘む 長谷川進(49)

臍と言ふ母の花押や梅ふふむ 本多独川(50)

花盛り本日人間休みます 大沢輝一(50)

のどけしや河馬は薄目で空を食う 石川芳己(52)

イヤリングはずして春の野に座る 河野泉(53)

エレベーターのぼる一鉢福寿草 安福巌(57)

意外性のある句や、ユーモラスな句が多かった。
春らしくて読んでいてとても楽しかった。

続く。

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