Akari Miyama

雑記note しごとやくらしの気づき、葛藤など|2021.8〜取材ライター「社会の奥行…

Akari Miyama

雑記note しごとやくらしの気づき、葛藤など|2021.8〜取材ライター「社会の奥行きを、奥ゆかしく伝えること」をミッションに執筆と企画をしています。最近の関心事は、ライフワークとライスワーク。 https://okuyuki.info/

マガジン

  • 今日の一冊

    新しい何かを知るための読書。難しすぎると続かないので、肩肘張らずに読める本を、一日一冊。

最近の記事

赤子と家族の「さ・し・す・せ・そ」

昨年生まれた娘が、まもなく1歳を迎えようとしている。 6ヶ月を過ぎた頃からはじまった離乳食。 はじめはお米に対して10倍の水で柔らかく煮たお粥をひと匙ずつゆっくりと食べていたのに、今では大人とほとんど変わらないものを、小さな茶碗一杯分も食べられるようになった。 離乳食を作り始めるようになってから、私たち大人の食事も変わった。子どもに与えても安心なものを、と、これまで気にも留めなかった塩分量や添加物を意識するようになり、今では食品の裏面の表示をチェックせずにはいられない。原

    • 我が子との距離感 にくたらしいくらいがちょうどいい

      8ヶ月の娘が、かわいくてかわいくて、食べちゃいたいくらいかわいい。 のは、夜眠っているときのはなし。 日中はいろいろなことが思うようにいかず、「も〜〜〜〜〜」となっている時間も多い。もちろん、そこに愛情があるのは大前提なのだが、ため息が出るくらいのかわいさをゆっくり味わう余裕はなかなかない。 昨日も一日、ちょっとした仕事をその日のうちに終わらせようと思っていたのに、お昼寝もほとんどせずに”元気いっぱい”泣いていた。 なんとなく周りの様子がわかるようになってきて、私が相手

      • 支払いは現金で。そこに込めた、小さなメッセージ。

        最近は買い物をするにしても何にしても、支払い方法の選択肢というものが劇的に増えた。 現金、クレジットカード、交通系、コード決済…。数え出せばキリがないくらい、使う側も何を使えばいいのやら。支払い方法一つ選ぶのにも一苦労だ そんな中で、決め手の一つになるのはポイント還元率と言っていいだろう。私自身も、その時々のキャンペーンで変わる還元率をいちいちチェックしている。これまで溜まったポイントは数万円以上、無視できない金額だ。 一方で、某コード決済が、普及期間で無料としていた手

        • 人間のパワーを感じる旅に出た

          2020年2月 新型コロナウイルスが世界中に蔓延するほんの少し前。 私はNYへ旅に出た。目的は、人間が持つ無限大のパワーを感じることだ。 当時、会社員だった私は、いつか一人で仕事をすることを夢見ながらも、与えられた環境の心地よさに満足していたように思う。 どんな仕事をしたいかもまだまだ定まっていなかったあの頃。一つだけ確かだったのは、誰かの心に響く"何か"を生み出すことだった。 世界のどこかで、誰かが生み出したものがきっかけになり、誰かの人生をも変えてしまうかもしれない

        赤子と家族の「さ・し・す・せ・そ」

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        • 今日の一冊
          8本

        記事

          音楽から福祉へ -縁が奏でる福祉と未来

          就労継続支援施設 TERAS companyで作られる、刺し子のプロダクト。 同施設で企画営業を担当される方へインタビューを行いました。 数ある施設の中でも、なぜそこで働くようになったのか? なぜ刺し子なのか? インタビューを読んだ後には、きっと「刺し子のプロダクト」の見え方が変わってくるはず。ぜひお読みください😊 Akari Miyama OKUYUKI 主宰 https://okuyuki.info/ WEBセレクトショップ OKUYUKI museum / 記事ア

          音楽から福祉へ -縁が奏でる福祉と未来

          SNS、楽しくて、しんどい時間

          noteもインスタも、せっかくだから、誰かに見てもらいたい。 一つ投稿するごとに、しばらくはアプリを起動しては消し、また起動して・・・。「いいね」や「スキ」のリアクションが来ていないかをチェックしてしまうのです。 でも、情報の波が唸るインターネットの世界は、なかなか甘くない。 投稿するたびに、達成感と同時にやってくる、しんどい時間。 どうしたら読んでもらえるんだろうと悩んで、まずはインターネットで検索。こんなことするとイイという情報が出てきたので試しています。 たしかに

          SNS、楽しくて、しんどい時間

          「Time is money」この言葉どう使ってますか?(vol.2|全2回)

          「Time is money」という言葉を「お金=時間」という記号に置き換え、 普段、”時間の使い方”に対して用いられることが多いこの言葉を"お金の使い方"という側面から考察してみます。(前記事の「3つ目の解釈」にあたります。 この記事だけも読めます! さて、「Time is money」を"お金の使い方"の側面から考察するとはなんのことやら、と思われている方も多いかと思いますが、なぜそんなことを考えたのかという部分をまずはお話しさせてください。 きっかけは"世界でもっ

          「Time is money」この言葉どう使ってますか?(vol.2|全2回)

          「Time is money」この言葉どう使ってますか?(vol.1|全2回)

          vol.1|全2回 Time is money (時は金なり) アメリカ建国の父の一人である、ベンジャミン・フランクリンが彼の著書『Advice to a Young Tradesman』の中で語った言葉です。(「時は金なり」はTime is money の日本語訳) 日常的な会話の中でもよく耳にする言葉ではありますが、あらためてこの意味を考えてみると、人によってその解釈が若干異なるかもしれません。 今回は「Time is money」の解釈について、一般的な2つの解

          「Time is money」この言葉どう使ってますか?(vol.1|全2回)

          常識的な体内時計を壊したい!

          今週からぼちぼち動こうかな、と思い初めて、はじめての週末がやってきます。久しぶりに週末らしい週末。 週末らしいというのは、休めるぞ〜休むぞ〜という気持ちが盛り上がっているということです。 私が会社を退職してフリーで仕事をすると決めた理由はいくつか、というか沢山あるのですが、その内の大きな一つが、仕事とプライベートのバランスを取りたいということでした。 もちろん、会社に勤めながらも立派に両立されている方が多くいらっしゃいますし、その形を否定するつもりは全くありません。むし

          常識的な体内時計を壊したい!

          名前の由来を語るの巻

          のんびりどころか久しぶりの投稿になってしまいました。 6月の天気にやられています。早く夏にならないかな。 色々と落ち着いてきたので、そろそろ重たい腰をあげようと思います。 いきなりですが、新しく事業を始めるにあたって屋号を何にしようかとっても悩んだ話です。 悩んだ話といっても、そんなに深いストーリーはなくて、ただひたすらに悩んである日いきなり降ってきた!ということだけなのですが(笑) プロフィールにもある通り、私自身が今後仕事をするにあたっての屋号は「OKUYUKI」で

          名前の由来を語るの巻

          「〜しないといけない」を捨てるのは、なかなか難しい

          noteを始めて一か月。 この一ヶ月は怒涛の日々でした。 慣れないnoteの更新から、退職に向けた準備や挨拶、独立の準備、プライベートでも、実は5月に結婚式を控えていてその準備などなど… どれも自分の責任で進めると決めたことだけど、だからといって心労がないわけではありませんでした。 会社を離れるからには何か目に見えるものをすぐにでも始めなきゃいけない。 外に向かった発信を滞らせてはいけない。 もっと自律して有意義な毎日を送らないといけない。 時間はあるんだから、家事

          「〜しないといけない」を捨てるのは、なかなか難しい

          退職した日の、ただの日記

          もうすぐ午後8時になろうとする時間の、駅構内。 閉店間際の食料品コーナーが、がやがやと賑わっていた。 各店では売れ残った惣菜が大幅に値引きされ、 それを目当てにしたお客さんが列をなし、 惣菜は飛ぶように売れ、 ショーケースは目の前でどんどん空になっていく。 すでに全ての商品を売り切り、店じまいの準備を進めるお店もあるこの一角は、行き交う人で賑わいつつも、少し気怠げな雰囲気を醸し出していた。 家路を急ぐお客さんも、もうすぐ仕事を終えるお店の人も、間もなく今日という一日が

          退職した日の、ただの日記

          半信半疑だった蜜蝋ラップ 使ってみたら、すごく良い!

          みなさんは蜜蝋ラップをご存知ですか? その名の通り、蜜蝋(ミツバチが巣を作るために分泌するロウ)から作られた、繰り返し使える食品用ラップです。 最近雑貨店などでちょくちょく目にするこのラップ、ずっと気にはなりつつも、なかなか購入に踏み切れずにいたのですが、先日ついに一番小さいサイズのものを手に入れたので使ってみた感想を書こうと思います。 メーカーはさまざまあるようですが、私が買ったのは、こちらです⇨ eco wrap Byron Bay いきなり結論!期待以上に使える

          半信半疑だった蜜蝋ラップ 使ってみたら、すごく良い!

          根拠よりも大切なのは、「もったいない」と思える感性だと思う

          地球温暖化はCO2の増加によって加速する、というのは、一般的にもっとも広く認知されている考え方だと思います。 しかし、研究者によっては都市化や自然変動による影響が大きいとされる場合もあります。 いったい何が正しいのでしょうか・・・。 少し大きな話になってしまいますが、政府やメディアによって提示される、CO2の削減という分かりやすい指標によって、私たちは「CO2は悪である」という印象を植え付けられているように感じます。 CO2は地球温暖化をもたらすファクターの一つではあ

          根拠よりも大切なのは、「もったいない」と思える感性だと思う

          私がファストファッションを選ぶ理由

          【それでも選んでいること vol.1】 普段の生活でこだわっていること。 そのこだわりの強い順にあげていくとしたら、みなさんは何が一番ですか? 私自身は、手帳やカバン、ペンケースなど、毎日使う小物類全般かなと思います。(範囲が広くてすみません)こういったものは毎日使う上に長く付き合っていくものなので、気に入ったものを見つけるまでにはかなりの時間を費やします。 一方、こだわりがないわけではないけれど、二の次になってしまうものもありますよね。 私にとってそれは、毎日着る「

          私がファストファッションを選ぶ理由

          ライバルは原始人だと思えば、ちょっと不便も気にならない?!

          なくすことなく、変化させる。 ”地球にやさしい”と言われる商品やサービスは、多くの場合、この考え方がベースにあると思っています。 ストローの素材は、プラスチックから紙に。 自動車の燃料は、化石燃料から電気に。 電力発電では、太陽光や風力など、できるだけ自然の力を借りるように。 SDGsが「Sustainable Development Goals(持続的な開発目標)」と謳っている通り、どれも、必要な機能は残しつつ、環境に負荷をかけない形で存続させていくことが前提です。

          ライバルは原始人だと思えば、ちょっと不便も気にならない?!