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梅の園、偕楽園(後編)

なんだかんだで、note3周年なんです。早いものですね。
ちょっと気分を上げていきましょうか。


門を抜けるとそこは梅園

好文亭中門

中門をくぐると好文亭があるのですが、どうやらここでもお金が発生するみたいです。入場料だけでは文化財保護がダメなんでしょうね。

花より団子というか、文化財より梅の花って感じでさっさと先に行ってしまったので、ちょっと後ろ髪を引かれつつ進むことに。

まあ、立派な建物ってよりも趣のある建物です。

次来る機会があれば入ってみよう。

先に行った母は、門の外に広がる梅園の前でスマホのカメラを向けバシャバシャ撮っています。

思ったよりは広い偕楽園の梅園

好文亭の門を出てすぐの梅園

さて、ちょっと休憩でもするかとベンチに座ります。
母には気の済むまで写真でも撮っててもらおう。

それにしても、偕楽園のほとんどが梅園なので広いとは思っていましたが、門を抜けてほとんどが梅の木なのにはびっくりしました。

駐車場横にも梅木の林があったし、南門にも庭園の中に梅が植わっていたし、有名な意味が分かった気もします。

そのせいか、門を抜けた時点で人も増えてきました。

観光地にありがちな、外国人の声があまり聞こえません。
殆どが中高年かとも思っていたんですが、結構若いカップルがデートに使ってるみたいです。

平日なんだけどね。

「丁度よい感じね。満開みたいでよかった。」
母も、割と満足そうで何よりです。

お城の広場のようなところに出る。


東門へ行く途中の広場

まだ、日没までには時間がありそうなので、少し場所を変える感じで移動することにします。

とはいっても周りは梅園ばかりなので、東門を目指して移動します。

少し行くと茶屋が出てきました。
ここら辺には欧米系の外国人の方が茶屋で団子やら抹茶をすすっています。

東南アジア系の外国人は全くいないので、珍しい感じでした。

旧正月終わって直ぐだったので、いなかったのかな?

茶屋を抜けると、大きな梅ノ木が1本立っている向こう側が、少し開けた広場になっている感じです。

点々と盛り土されている感じなので、これから何か植えるのか?みたいな感じでした。

茶屋の側で、「ミス偕楽園?」みたいな感じの着物を着た若い子が3人並んで観光客に写真を撮ってもらったり、一緒に撮ったりしていました。

当然、母はいつの間にか撮影しにしきました。

御幸の松から東門へ

御幸の松

よくごみごみしたところに行くなと母を感心してしましました。
休憩をしていると近くの2本の松の前に説明書きがあります。

見てみると、この松は「御幸の松」と言うらしいです。

なんでも、明治天皇と昭憲皇后が行幸の際に植えた松だったのですが、松くい虫の被害で枯れてしまったため、昭和天皇と香淳皇后が再度植えた二代目の松らしいです。

一緒には撮らなかったみたいですが、大分興奮して帰ってきたので話を聞いてから東門に向かいます。

お城や大きなお寺のような作りになってきました。玉石とかは敷いてないみたいです。

進行方向左手が梅園、右側が広場って感じですね。

綺麗に手入れされています。

東門から梅園の中央へ


東門脇のお土産物屋

東門に着くと門の外では屋台があるようで、「出口」のようかな感じがします。
でもそのまま出るとどう帰っていいかもわからないので、一先ず戻ろうかと思います。

東門脇にはお土産物も売っているようですが、どうやらそこには興味がないようで「梅園」の中央の方にすたすた歩いてきます。

梅園の中央には一定の間隔で梅が計画的に植えられた「梅園」がありました。

東門から梅林の中央へ向かう道
梅の花

あまり写真は得意ではないですが、綺麗に咲いていたので撮ってみました。
つぼみと合わせて撮ると梅らしい感じですよね。

途中、トイレから警報が鳴り響いていました。どうやら、お年寄りが間違って押してしまったらしいのですが、園の人は来ていませんでした。

ずーっとなっているので、行ってみると全然知らない方らしいのですが、おばあさんを「大丈夫だから」と寄り添っている夫婦がいました。

旦那さんの見た目にシンパシーを感じます。

通りすがりの我々に、
「心配しなくていいですよ。間違ってしまって押しただけなので。」と奥さんの方が言ってくれていました。

母は5分ほど一緒に話していましたが結局、園の人は来なかったものの、おばあさんは落ち着いてきていたので我々は退散しました。

「一人で来られたらしいね。90歳でも元気に来られるのはうらやましいわ」と母が言っていました。自分も頑張ってください。

梅園をぬけて正門へ

好文亭表門=偕楽園正門

梅の林は、広範囲に広がっています。

警報の件から30分ぐらい、ゆっくり歩んで梅を楽しみます。

梅園の端らしき「柵」が見えてきました。

梅園から出る階段

偕楽園正門と書かれた看板がありそこに向かうと正門が見えてきました。

梅園は少し高台にあったのか、階段を下りて右に曲がるとすぐにありました。武家のお屋敷らしい立派な門です。

外に出てしまうとやっぱり自分たちの停めた駐車場に戻れる自信がないので門の外だけ撮影して再入園します。

正面→駐車場、左→梅園

先ほどは梅園から来ましたが、まっすぐ行くとまた違った風景が見えます。

自分たちの停めた駐車場に向かうには、正面に進む下り階段を行く必要があり、竹と杉の林をぬけるようです。

杉と竹の林

竹林は薄暗い感じですが、合間から光が入ってくるので真っ暗でないのが良いです。

入ったときは気づかなかったが、歩道橋から見ると…

歩道橋近くの庭園

補装されている道は歩きやすく、下りの階段でもあったので母はすたこらサッサと降りていきます。

私は自重を支えながらなので、そろりそろりと降りていきます。

先に降りた母は、階段の終わりから見える庭園に携帯カメラを向けてパシャパシャ映していました。

そろそろ、日も傾いてきたので2時間ばかりの滞在でしたが「偕楽園」内を見させていただきました。

晴れた日でよかったと思います。

庭園を一望する

駐車場に行く梅桜橋にエレベーターで上がると、域に気が付かなかったことがありました。

そうなんです。先ほど母が激写していた庭園が上から一望できます。

おお。夕日にあたって綺麗に見えます。(上の写真は夕日はそんなに反映されてないのが不思議です)

最後まで、割と楽しませてくれた感じでした。

機会があれば、金沢の兼六園や岡山の後楽園にも行ってみたいものです。

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